新型コロナウィルス予防の為の全国一斉休校要請。
おかげさまで我が家も私の職場も大混乱です。
一見ケロッとしている我が子たちも動揺を隠せません。
特に1番っ子なんて、卒業を控えてこんな事態になるなんて・・・。
色々愚痴りたいことはありますが、ここではいたしません。
今回の件で、混乱したご家庭は多かったことでしょう。
殊更、障がいを持つお子さんがいるご家庭は・・・・。
学校はどうするの?幼稚園・保育園は?児童発達支援や放デイ、日中一時は営業するの?
突然長期休暇なんて準備もしていないし、受け入れ先もないかもしれない。
家で落ち着いていられる子ではない!何日もなんて無理!
でもご安心を。今回は厚労省より、「感染の予防に留意した上で、原則として 開所していただくようお願いするとともに、開所時間については可能な限り長時間 とするなどの対応をお願いする」と通達がありました。
学校はお休みでも障害福祉サービスは長時間運営してほしいんだそうです。
はっは~(笑)
私の業務の管轄には気切や難病、心臓の奇形や片肺がないというお子さんもいます。この時期に連日長時間も学校より人口密度の高い狭い空間に入れようなんて・・・。
参ったな。
でもみんな色々家庭の事情があって、「じゃあ自宅で過ごします」なんて昨日の今日で決断できないんです。預かってくれるのなら行くって・・・。
どうしたらいいのさ?!
いけない。愚痴は言わないようにしようと思ったけど、抑え切れない・・・。
災害等発生時を想定して過ごそう
何だったらこの機会に災害等が発生し、学校も通所系福祉施設も利用できなくなった時のことを本気で考えてみてはいかがでしょうか?
南海トラフ巨大地震もいつ来るか分かりませんし・・・。
地震や台風などにより地域が大打撃を受ければ、それこそ学校も福祉施設も利用できなくなることが想定されます。
周囲に障がいへの理解や助けを求めようにも、みんな自分のことで精一杯かもしれません。
学校や福祉施設のように他人から手厚い支援を受けられることは期待できないでしょう。
そうなったときにどうやって家族で乗り越えるか。
いつもと違う家の中、もしかしたら避難所に行かなくてはならないかもしれない。
どれくらいその期間が続くかもわからない。
そんな中でどうやってまたはどのような状況までなら、お子さんが落ち着いて過ごすことが出来るかを考えてみてください。
スマホがあれば。
ゲームがあれば。
本があれば。
お気に入りのものがあれば。
家族と協力は出来るか。
お手伝いは出来るか。
落ち着いて目的地まで歩けるか。
譲ることはできるか。
順番を待てるか。
そして何よりも、多少の我慢はできるか。。。
永遠に平穏な日常が保証されているわけではありません。
お子さんの強みを再確認し課題に向き合う機会になるでしょう。