年齢=障害者家族歴な主婦のドタバタのほほん日和

重度自閉症者のきょうだい児として育ち、結婚後は軽度知的障害児二人の母になりました。障害支援分野でNsをやっています ☆

さりげない親切に心温まる今日この頃

いつも1番っ子に関する心配事ばかり書いていますが、素敵なところもきちんと書かなくては!!

ということで・・・・

 

1番っ子は普段ツンデレですが、2番っ子をとても大事にしてくれています。

2番っ子が困っている場面に出くわしたらソッコーっで駆け付けます。

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でも2番っ子を助けたとか、全然教えてくれません。

あとから2番っ子から聞いたり、第三者から「そういえばね~」とついでの話みたいに教えてもらって初めて知ることが多い私・・・。

少しは教えてほしいんだけど。

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話は変わりますが、年末に胃腸風邪になりました。←私が。

そんな中、一番苦しんで寝込んでいるときに飼い犬が「お母さん遊んで~」と甘え凸を私に仕掛けてきました。

「ごめんね~。いまはむ~り~」とヘロヘロな声で答える私をよそに、しっぽを振って「あそぼうよ、ねぇってば~」と騒ぐ飼い犬。

そんなとき、そっと飼い犬に近づいてきて無音状態で不思議なダンスを踊り始めた1番っ子。

それを見て飼い犬は大喜び。1番っ子と一緒に飛び跳ねたり、後ろ足だけで立ち上がってステップを踏んでみたり。

「なにしてんだろ~?」と朦朧と眺めていましたが、いま考えてみるとアレって寝込んでいる私を気遣って静かに飼い犬の相手をしてくれていたんですよね。

約10分、無言で不思議なダンスを踊りまくり飼い犬が満足したのを見届けて去って行った1番っ子。

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1番っ子はいつの間にか、「無償の親切」というスキルを身につけレベルアップしていたようです。

我が子の成長に頼もしさを感じる今日この頃です。

近藤(2007c)は、「無償の親切は、ささやかなボランティアである。」と言う(近藤, 2007a, p.52)。親切は、労働とみなされるほどの労力奉仕はしない。しかし、ボランティアは、準備を伴う計画的な親切、自己を捧げるほどの大きな親切であり、自己の生活を変えなければ遂行できない。本来は有償の仕事であるものを無給・無償でするのが奉仕活動やボランティアである。負担の感じ方に関しては、親切は、即興的で負担が小さいが、ボランティアは、計画的で負担が大きい。また、重視する点に関しては、親切は、ささやかな好意とささやかな無償の手助け・贈与であるが、ボランティアは、無償の労働である。

file:///C:/Users/%E3%81%BF%E3%81%9A%E3%81%9F%E3%81%BE/Downloads/taikomyu3(fukada).pdfより引用