年齢=障害者家族歴な主婦のドタバタのほほん日和

重度自閉症者のきょうだい児として育ち、結婚後は軽度知的障害児二人の母になりました。障害支援分野でNsをやっています ☆

中学支援級進学と将来の就労。我が家の小6(軽度知的障がい児)の話

皆さん、こんにちは。

だんだん寒くなってきましたね。

あと3ヶ月と数日で1番っ子の小学校生活6年間に卒業というイベントがやって来ます。

いざそうなってみると、なんだか感慨深いものがありますね。

この6年間、公私ともに色々あったからなぁ。

でも1番っ子はどんな時でもなんだかんだで自分をしっかりと保って

本人のペースで前を向いて歩いてきてくれました。

そんな我が子を誇らしく思う今日この頃です。

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中学校の支援級に見学に行ってきました

先日、支援級の担任の先生から

中学校の支援級の見学に1番っ子と一緒に行ってきてはどうですか?と提案がありました。

なので早速中学校側に連絡を取り、日程調整をしていただき

授業体験という形でお邪魔してきました。

その間、小2時間ほどでしたが小学校の授業は抜けて行きました。

中学校に到着すると早速支援級の教室に案内していただきました。

教室には15人ほどの生徒と4人の先生。

1番っ子の小学校の卒業生もいるので結構知っている顔ばかりでした。

「久しぶり~」「元気だった~?」と笑顔で声を掛け合います。

なかには幼稚園時代から知っているお子さんもいたので

中学校の制服でビシッと決めている彼らを見るのは新鮮と言うか、

なんだかジ~ンとするものがありました。

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挨拶もひと段落したところで休み時間終了のチャイムが鳴りました。

では早速授業開始です。

お邪魔をしたのは社会の授業。

支援級の生徒たち1年生から3年生までが一堂に歴史の授業を受けていました。

パソコンやスライドを使って分かりやすく先生が説明していきます。

しかしそこは支援級。

先生が少人数で参加しやすい授業設定をしてくれているので

積極的に発言しているお子さんから静かに着席していれば合格!とうようなお子さんまで。

内容も

「ここで授業を受けていたら高校受験をする学力は得られないだろうな。でも参加するだけでも教養が深まり、何よりも学習という経験に意義はあるし」

というものでした。

何はともあれ、和気あいあいとしていて授業としては楽しそうでした。

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暫くすると支援級を仕切っているベテランそうな先生から

「お母さんだけ別室に」とのお声がかかり、お隣の部屋に案内されました。

案内された席に座ると入級に関する冊子を渡され

中学校の支援級について説明をしていただきました。

聞いていて驚いたのは、既に中学卒業後の進学先についての説明があったことです。

中学生活3年間はそれだけあっという間。

支援級に進むお子さんは出来る限り早いうちから親が

又は親子が一緒に考えていかねばならないということなんですね。

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そんななかで気になったことは、進学先についての説明が

特別支援学校と特別支援学校分教室のみ

だったこと。

特別支援学校とは、障がいを持ち多くの支援を必要とするお子さんが通う少人数制の学校であり、

高等部でも給食や送迎のスクールバスまで完備されている学校。

分教室と言うのは、普通高校の教室を間借りして一クラス15人程で授業対応する特別支援学校付属学校。

普通高校の中にありながらも所属は違うのでそちらの生徒さんとの関りはほとんどないそうです。

そして立地からか給食やスクールバスはなく、障がい児の中でも自力通学できるお子さんのみを受け入れているとのこと

大阪府では2006年度より,高等学校で知的障害のある生徒が学ぶ制度である「知的障がい生徒 自立支援コース」を制度化 し,「 ともに学び, ともに育つ」教育の推進を進めてきた )。 現在大阪府立高校 9校 と大阪市立高校 2校 に設置されている。 これ とは別に府立高等支援学校の分教室である「共生推進教室」が2010年度より高等学校 4校 に設置された。前者は高等学校に定員 とは別枠で入学する形態をとるため,両者には学籍上また教育課程上の違いがある。2015年 度当初に新たに高等支援学校が 1校開校 し,同 時に高等学校内分教室が 2校 に開設される。大阪市にも高等支援学校が 1校新設される。これら自立7支援校及び共生推進校のノウハウを,高等学校 における支援教育力の充実,校内支援体制,仲間づ くり,教科指導,教育課程編成の工夫などに活用することも事業化 されている。
応募資格 として療育手帳の所持が要件であ り,入学者選抜は学力検査を課さず,中学校からの推薦書,調査書及び本人の自己申告書を資料 として,「高等学校で共に学ぶ意欲」を面接によって判断することで実施 している。各年度 l校 あた りの定員は 3名である。関心 と期待の大 きさは概ね平均 して 2~ 3倍 という志願倍率に表れている。
https://core.ac.uk/download/pdf/70304206.pdf#search='%E6%94%AF%E6%8F%B4%E5%AD%A6%E6%A0%A1+%E5%88%86%E6%95%99%E5%AE%A4'より引用

両者とも年々生徒数が増加傾向にあり

その数や職員の増加等に早急の対応が求められています。

中学の先生は1番っ子の様子を見て特別支援学校と分教室のどちらかと言えば

中学卒業後は分教室に進学するのだろうと考えたのかもしれません。

分教室についてたくさん説明してくれました。

「〇〇分教室はバス1本で行けるから、ここの卒業生もたくさん進学してますよー」って。

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色々話してくれましたが、なんだか申し訳なくて話を遮ってしまいました。

というのも、私たち親も1番っ子も特別支援学校も分教室も

希望進路からは外しているのです。

なぜならそのどちらも高卒資格を取得できないから。

特別支援学校高等部と普通高校の中にある特別支援学校分教室は

授業単元内容に差があるため、高等学校ではなく専修学校専門課程に属します。

専門課程[編集]

専門課程(せんもんかてい、specialized course)は第3期の教育(post-secondary education)とされ、後期中等教育修了者に対して、高等学校における教育の基礎の上に職業若しくは実際生活に必要な能力を育成し、または教養の向上を図ることを目的として組織的な教育を行う[2]ISCED-5Bレベルの課程[1]

具体的には法第125条第3項に基づき、下記のいずれかに該当する者が対象となる。

  • 高等学校もしくはこれに準ずる学校、もしくは中等教育学校卒業した者。
  • 文部科学大臣の定めるところにより、高等学校を卒業した者に準ずる学力があると認められた者。具体的には施行規則第183条における、下記のいずれかに該当する者。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%82%E4%BF%AE%E5%AD%A6%E6%A0%A1より引用

現在、就職活動はほとんどの場面で高卒資格を求められます。

最近の1番っ子は将来「〇〇学者」や「救命救急士」になりたい

とよく言っています。

よく読む本やはまっているドラマで知った職業に憧れを抱いたそうです。

どちらも本人の能力的には難しい職業です。

これからも色々なものに興味を持ち見聞を広めていくうちに

「なりたい職業」の具体名がどんどん増えていくでしょう。

ちょっと前までは仮面ライダーになりたいと言っていたのに・・・。

成長したものだ( ;∀;)

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もし就業が現実的な年齢に近づいてきたときに

本人の能力に見合った職業や就職先の名前が1番っ子の口から出てくるかもしれない。

その時はやはり親としては

現実とのバランスを取りつつ

本人と支援してくれる人たちと相談しつつ

可能ならば挑戦させてあげたいのです。

どんなものがこれから出てくるか分からないので

先のことを考えると高校卒業資格は持たせてやりたいです。

 

分教室について説明していた時、

先生は就労についても説明してくれました。

「最近は障がい者就労支援の方も充実しているので安心ですね」と。

 

そうですね。

実は私、障がい者支援の仕事に足を突っ込んでいるのでその事業についてある程度知っているんです!

とは言いませんでしたが(内緒)、

まさにその通りなのでコクコクと頷いていました。

障がい者雇用枠はだいぶ広くなりました。

障がい者就労支援事業所は全国にどんどん増えてきています。

直接支援も相談支援も、障がい者手帳を持っている人ならば門戸が開きます。

そして我が子たちは知的障がいを示す療育手帳所持者です。

そのため18歳以降は障がい者雇用枠の対象になりますし

社会から就労支援の恩恵を受けることができるのです。

ならばいまから急いでこれ以上的を絞ることはしなくてもいいかな、と。

じっくり丁寧に前進することによって自信を持ち、

若いうちにチャンスを得て、

自力で挑戦する経験をさせてあげたいのです。

もしそこで挫折しても、就労支援という援助を受けれるために

その後もチャンスは必ずあります。

若いうちに色々な可能性を用意してあげたい。

しかしそれを選び、行動できるかは本人次第です。

成人してから手出し口出しはするつもりはないし

実際に親でもそんなことは出来ません。

と言うか本人がさせてくれないでしょう。

そういう意味では

自主性・主体性を持つことは本当に大事です。

こちらはいままで地味にコツコツ頑張ってきたし、

もうしばらく努力を続ける予定です。

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就労を目指す為に必要なこと

支援を受けるにしても受けないにしても、就労と言う形を選ぶのならば

本人の中に「勤勉性」をしっかりと形成しなければなりません。

すなわち、好きでもない「仕事」や「作業」を与えられた分、「やりたくない!」と拒否するのではなく

我慢したり前向きに捉えたりしてきちんと丁寧に真面目に取り組み、

それを継続していく必要があるのです。

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これは大人になってから確立しようとしてもなかなかうまくいきません。

ましてや障がい児者支援というものを身近な大人がぶっちゃけ親が都合よく勘違いし

不適切な使い方で学校や福祉サービス事業所から過剰に手厚く面倒をみてもらおうとして

お子さん本人が「出来る」ことも「我慢する」ことも教えず伸ばすこともせず(←それをしようとするとなぜかクレームをつける親がいるんですよね)

只々能力を持て余すような特別扱いを要求しする人がいるのですが、

その元で育てられたお子さんは

いざ就労を目指し訓練しましょう!と周囲が頑張り始めたところで

本人は超☆抵抗をしてなんとか特別扱いしてもらえる自分を継続させる為の努力をし始めるんです。

なかには暴力という手段を使ってでも。

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その時になってご家族は将来に不安を感じ焦り始めます。

しかし若く力強い身体で必死に抵抗してくる相手に対して

学校側も福祉サービス事業所側も

あまり積極的に介入しようとはしません。

なぜなら支援者としてではなく一個人として

事件や事故を起こされたら迷惑だから。

一個人としてこっちだって怪我したくないし、

毎日平和な生活したいし、

する権利あるし。

「プロならやって当然」と

一個人としての権利を否定されるくらいなら、

この仕事に就く人はいなくなるでしょう。

忙しい中相談に応じて就労を受け入れてくれた企業様にも迷惑だし、

それによりこれから後に続く後輩の為にも

「あの問題を起こした人がいた▲▲からの紹介だって」とレッテルを張られたら困ります。

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取り敢えず問題を起こすことなく卒業するなり

のらりくらりと福祉サービスを自分からフェードアウトしてくれたらいいな

くらいしか考えていません。

だってしょうがないですよ。

クレームも一方的に言える状況で

「本人に合わせた手厚い支援」「寄り添う」という言葉を都合よく利用して

「出来ること」も「我慢」も自分ではしないようにしてきちゃったんですから。

就労先が求めているのは、高い能力や障がいの有無ではなく

社会や企業と共に真面目に丁寧に働くことができる人材です。

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もしお子さんが将来就労することを望むのなら、親として

「与えられたものに真面目に取り組むこと」

「面倒くさくても我慢すること」

「(出来る範囲で)一緒に頑張ること」

を小学校低学年のうちからしっかり教えましょう。

あくまでも基本は親が家庭で教えることです。

学校や第三者に教えてもらうものではありません。

 

子ども時代から勤勉性を上げるためには

手っ取り早いのは学習姿勢を身につけることかな、

と思います。

勉強って子どもにとってはほとんどが面白くないものです。

簡単じゃないし、時間はかかるし、地味なもの。

自分でやりたいことを選んでそれだけをただひたすらやるのではなく、

大人から提示されたものも取り組まなければならない。

そして長時間座っていなければいけないものばかり。

嫌ですよね~。

そりゃー、子どもですもん。

嫌に決まっていますよ。

それは普通のことです。

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でもこれって、やることは違えど

本質的には学校卒業後も就労と言う形で継続して行っていくことです。

子ども時代に

本人の感情が乱れる(要は嫌がって怒ったり大声で泣きわめく、駄々をこねる)という理由でなるべくやらせない環境を作り取り組ませぬまま成長してしまえば、

お年頃になっても就労先が見つからないのは当然です。

見つかったとしても後々「君、もうダメ」と否定や拒否をされる可能性もあるわけです。

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子ども時代よりもはるかに長い大人の時間。

子ども時代を過剰に手厚く支援したばっかりに、本人は大人になって壁にぶつかり孤独に陥った状態で

人生のほとんどを過ごす可能性もあるのです。

だから本人の感情が乱れる(要は嫌がって怒ったり大声で泣きわめく、駄々をこねる)という理由で、お子さんに合わせた対応を第三者に求めるのではなく、

まずは家庭でどんなものなら何処までなら頑張れるのかを把握し、

少しずつ我慢しながらその底上げを図るよう促しつつ

学校などの第三者と連携を取ることが大事なのです。

お子さんが我慢して頑張ることは最初から前提中の大前提です。

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親の前でやりたくないと喚いて拒否すればやらずに済むことは、

学校に行っても出来ないし大人になってもやらないだろうと覚悟してください。

みんなが連携し合ってお子さんが少しずつ取り組むように促していくことはできます。

しかし学校や福祉サービスに任せれば「いまは嫌がってやらないけどそのうち出来るようになるはず。あっちは専門家だし♬」

なんて魔法みたいなことは、99パーセントあり得ません!

と私はよく仕事でお話しています。

それだけ障がいを持つお子さんにとって、家庭での接し方や考え方が大事なんです。

で、その信念のもとに我が家では

毎日学校の宿題の他に簡単な教科学習をしてきました。

本人が自力で出来るギリギリの範囲を調整して取り組ませています。

いまのところ軽度知的障がい児である1番っ子は、

小学校高学年の基本問題くらいならば取り組むことができています。

学校でも指示された学習に対しては拒否することなく取り組んでいるそうです。

甘えて先生にすぐ質問しているらしいですが(家庭では全然質問しないのに)。

まぁ、ふざけて「え~(笑」くらいは言うことはあるかもしれませんが、

しつこく言い続けるなんてことがあれば叱るかスルーします、私は。

サッサとやりなさいと。

やり始めればすぐに終わるんだから。

理解力や成績は個人の能力により差が出てしまうのは当然です。

しかしきちんと勉強に取り組む姿勢が身につくと

周囲の支援者はそれ自体に高い評価をつけます。

普段の自分の振る舞いによって大人から良い評価を得ることができれれば、

どのように世の中で過ごせばよいか(周囲が自分に期待していることは何か)

自然に理解していくことができます。

ところでお仕事を通じて知り合った親御さんの中には

一生懸命身の周りの面倒をみてあげたりお子さんの将来を心配したりしているにもかかわらず、

お子さんが自力でどこまで出来るのか(学業やその他含めて)はっきりと把握していらっしゃらない方が結構います。

少し厳しいかな?と心がチクリとすることもあるかもしれませんが、お子さんの為にも

何事も自力で向き合うように促し、大人はその姿をじっくり見守る

という姿勢が大切なのではないでしょうか。

これは勉強以前のことです。

まずはそこから。

自分で出来るはずなのに「自信がなくて取り組めない」「意地でもやろうとしない」などの様子を見て

最初は見守るだけでもハラハラしたりイライラするかもしれませんが

毎日やっていけばお互い慣れてくるものです。

いっそそのときは、大人は他のことをやって又は他のことをするふりをして

あまりお子さんに「注目しない」「声を掛けない」方が良いと思います。

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 ⇓こちらは某小学校の家庭学習の手引きです。分かりやすくまとまっています。ご参考までに・・・

http://www.nagano-ngn.ed.jp/kamojs/pdf/h29_homework00.pdf#search='%E5%A5%BD%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%93%E3%81%A8+%E5%AD%A6%E7%BF%92%E5%8A%B9%E6%9E%9C'

 

結局中学校支援級に進学するのか

答えはYESです。

分教室についての説明を遮ったときに、

1番っ子に職業について夢を追うチャンスを与えてあげたいという気持ちと共に普通高校進学を考えていると伝えました。

現在、高等学校でも

・インクルージブ教育推進学校

・通級指導

・支援学校と普通高校の中間のような機能を持った学校

ができてきています。

軽度知的障がいの子でも高校卒業資格を取得できるように

教育委員会レベルで支援の輪が広がっています。

現在我が家からの通学圏内にも数校あります。

支援教育を行う普通学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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この記事では、特別支援学校以外で、特別なニーズがある生徒に対して支援教育を行っている学校について記述する。

ここでは、知的障害者だけでなく、発達障害などの様々な障害を持つ生徒、不登校生徒、学力不振に悩む生徒、中途退学者や様々な理由で教育を受けられなかった為再び高等学校で学びたい生徒、ボランティア活動や芸術活動、専門学校などでの学習と両立したい生徒などを含む。

これまで、支援教育が必要な生徒は夜間定時制高等学校に入学していた。しかし、それらの生徒の多くは当初昼間の時間帯での通学を希望していた。そのため、これらの生徒を昼間の時間帯に開講する高等学校で受け入れ、支援教育を行うようになった。

  https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%AF%E6%8F%B4%E6%95%99%E8%82%B2%E3%82%92%E8%A1%8C%E3%81%86%E6%99%AE%E9%80%9A%E5%AD%A6%E6%A0%A1より引用

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障がい児であれば入学できる特別支援学校や分教室とは異なります。

希望すればどこかしらに入学できるわけではなく、他の受験生と同様に入試を受ける必要がある学校もあります。

現時点で本人がどの学校を希望するか分からないならば

勉強はしなければなりません。

 

中学校支援級での授業内容

以下のことを先生は説明してくれました。

・支援級の国語と数学は、主にプリント学習で個々の能力に応じた指導が多い

・支援級所属でも交流級(普通級のクラス)に行って授業を受けることは可能。本人やご家族の希望に合わせて決める

・交流級(普通級のクラス)で「難しそうだな」と教科担任が感じるようなことがあれば支援級に促すこともある。同じ教科内でも得意・不得意によってその時々にどちらで受けるか選ぶことができる

・曜日によっては交流級(普通級のクラス)の教科担任が支援級に来て授業をしてくれる時間枠がある

・交流級(普通級のクラス)で授業を受けるときは、支援級の先生の見回りは本当に時々だけ(人手が足りないため支援級の授業で手一杯)

 

どのように授業を受けていくかは今後も

1番っ子と先生と一緒に相談をして話を詰めていかなければならないでしょう。

なんとか頑張れば1番っ子が潰れることなく

努力と学習をしていける環境が作れそうです。

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まとめ

1番っ子の新しい環境に向けて色々考えることはあります。

しかしまずは残り僅かな小学校生活を安心して穏やかな気持ちで

1日1日を大切に過ごしてほしいと思います。

取り敢えず親は陰ながら子どもをサポートし応援してあげるのみです!

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