土日祝日は家族サービスに勤しんでいる今日この頃。
「家族サービス」と言うからには家族にご奉仕するのであって、やはり各々の趣味を把握してみんなが楽しめるようにしなければなりません。
2番っ子は簡単です。
グルメと電車とバスが好きなので、公共交通機関を使って出掛けて何処かでランチでもすれば、あっという間にテンションMAXになってくれます イェーーー( °∀° )/ーーー亻!!
1番っ子は、正直難しい(^_^;)
軽度知的障がい児と言えど、もう中三ですから。
検査では精神年齢は小三~四くらいだろうと言われていましたけど、家族で出かけて幼い頃のようにはしゃいでいる姿はここ数年見ていません。
お出かけや旅行に誘うと一緒に来てはくれますし、中学校の先生には「(家族と遠出は)楽しいよ」と言っているらしいですが。
高校受験の出願書類に「趣味はゲーム、ユーチューブ」みたいなことを書いていたので、バリバリのインドア人でしょう。
ゲームは三國無双とか戦国無双を中心にやっていて、YouTubeは好きなアニメをよく観ています。
一人で楽しむ系なので、ひとと楽しみを共有しづらいジャンルなわけで。
まぁ、それは別にいいんです。
好きなものがあるってだけでも素敵なことです。
犯罪に繋がるものでもなければ迷惑系でもないですし。
なので日頃から自分の生活に支障が出ない範囲を気にかけて楽しむならいいよー、と話しています。
マイダーリンは・・・酒とグルメとゲームをこよなく愛する人です。
彼は結婚する際に唯一の婿入り道具として、PS4本体とソフトを大事そうに抱えて新居にやってきました。
(▼皿▼)アホちゃうか?
服とかさー、日用品とかさー、仕事道具とかさー。。。
他に持ってこなきゃアカンもんあるだろうがよー( º言º)
って突っ込んだのも、もう十何年以上も前のこと。懐
1番っ子が好きな三國無双や戦国無双はその時のソフトに混ざっていたもの。
いまでは毎日交代でプレイし、新作が出ると二人で何やら「母さんには内緒だぞー」とコソコソしております。
そしてグルメ好きは2番っ子に影響しました。
テレ東の孤独のグルメは第一シリーズの初回放送からチェックしており、いまや毎日のように親子で録画を観ています。
最近はオモウマイ店も毎日二人で繰り返し観て、「この店行くか」「いつにしようか」と話し合っています。
・・・ここまで書いてみて気づきました。
なんだかんだでマイダーリンは、1番っ子・2番っ子それぞれと毎日「楽しみを共有」して過ごしているという現実を。
そういえば三人揃って仮面ライダーと戦隊系も好きで録画観まくって、先日も私抜きで映画に行ったりしてる・・・。
ぬぉぉぉぉぉぉぉ!
羨ましすぎ!!(* ̄ii ̄)ハナジブォォォ
私も日常生活の中で、何気なく家族と一緒に楽しめる何かが欲しいよーーーー!!
母も負けじと、推しアニメのイベントに参加してみる
1番っ子は「カードファイト!!ヴァンガード」というアニメも好きで、毎日のようにYouTubeで色々チェックしています。
その「カードファイト!!ヴァンガード」が夏休み前半の期間限定で、謎解きイベント in 秋葉原を行っておりまして。
最後まで謎を解いたら「特製ストレイジボックス」なるものまで頂戴できるとなとな。。。
( ̄∧ ̄)(_ _)フムフム・・・
こ・れ・は・い・け・る・!
ねぇねぇ、いまこんなんやってるよ♬
我が家から電車とバスを乗り継いで、どっかで駅蕎麦でも食べて、謎を解きまくって最後は限定品をもらおうよ!!
と四人で意気投合し、軽ーい気持ちで行ったんですが
これがまじムズかったのよ(・`ェ´・)
14の謎解きもソコソコでしたけど、そこから答えを導くのが大変で大変で。
ひねり技の連続でしたわ。
ふぅ、お疲れちゃん。
暑さもあってか、アラフォーにはキツかった。
まぁいっか。
これで
①公共交通機関の乗り方
②乗り継ぎ方法
③マナー
④券売機タイプ飲食店の利用方法
の経験学習ができましたし。
ついでに各々の注意点も確認できました。
1番っ子は、大きい鞄を背負っているにも関わらず、お財布を握って歩きたがります。
それ以外はきちんと鞄に入れています。
お財布って大勢のひとの目に晒しながら持ち歩くものでもないし、そのせいで悪いひとに目をつけられて犯罪に巻き込まれるんじゃないかと母は心配です。
とにかくお財布は鞄にしまいなさいと口酸っぱく言いました。
2番っ子も1番っ子と同様に鞄を持ち歩いています。
違うところは、お財布・療育手帳はポケットに突っ込んで歩いていることです。
鞄の中は空っぽです。
もはや持っている意味なし。
そして電車やバス、飲食店で着席した時に、ポケットからそれらが反動でポロリと落ちるのです。
足元に落下すれば小銭が「ガシャ」って音を立ててくれるので気づくのですが、フカフカな椅子の上だと優しくキャッチされるのでなんの音も聞こえません。
気づかなかったらマジでやばい。
財布の中には交通系ICカードもあるし、療育手帳なんて住所・氏名・年齢・生年月日、障がいの程度と個人情報のオンパレードで年一回しか更新されないバスのタダ券も入っています。
きちんと鞄にしまいなはれと何度言ったことか ┐(´-д-`)┌
ってか二人とも交通系ICカードで自販機ジュース買い過ぎだから!!
カードだからお金を使っているという感覚が持てない&帰りの交通費が足りなくなってピンチとかいう、定番の「見通しを持って行動する」すらできていない。
何やってんじゃ、アホンダラ ԅ(°ㅂ°怒怒)
取り敢えず父さんにたかっとけ!!
そういえば帰りと言えば、家路への電車内で1番っ子が一人離れた座席に座ったんですけど、その前に立ったおじさんがストロング系の缶チューハイを飲みながらフラフラして唾をペッペッと吐いている人で(><)キチャナイ
ふと1番っ子と目が合った時に咄嗟に手招きをして呼び寄せてしまいました。
1番っ子も座りながらどうしたらいいのか困っていたようで、すぐに立ち上がって私のところにやって来ました。
その後は自分の常識とは明らかに違う行動をしている人がいたら、自分を守るために静かに離れるんだよと道中でコンコンと話し。。。
ホント、家の外は気づきの宝庫です。
二人が持っている障がいを考えた時に、「大きくなれば自由にできる=全て自己責任」ということは難しいし、まず無理でしょう。
分かっているふりしてーの綺麗ごとならいくらでも言えますが、ちょっとでも何かあれば「お母さんも大変でしょうけど、もう少し気にかけてやってくださいね」とチクリと釘をさされることは経験上分かっています(去年はお巡りさんにも言われたなぁ)。
しかし「本人に任せる分は自己責任」として、というか大前提として「自分も困らす誰にも迷惑をかけない行動」のもと、たくさんの自己選択・自己決定・自己実現をしていってほしいと思っています。。。
そのためにも、第三者からも認められるような「任せられる」ものを増やしてやる必要があるのです。
教えられた知識を頭に入れるだけでなく、経験をたくさん積み、身につけて、自分で行動できるように支援するのも親の仕事、ということで。
まとめ
高校生になったら、電車とバスを乗り継いで通学するわけで、もしかしたら寄り道とか買い食いとかもするかもしれないわけで。
一緒に通学に付き添うなんてありえないし、でも練習として経験を積ませておかないと安心して送り出せません。
嗚呼、母心( ¯▿¯ )
家族サービスを通じて少しでも経験を積む機会を得られたことは、とてもラッキー。
ありがとう「カードファイト!!ヴァンガード」さん。
これからもみんなで楽しめるイベントをしてくださいね。
最後に
⬇久しぶりにアキバのゲーセンを楽しむ父。
さすがうまいね。
でもはよ終わってくれ〜ʅ(๑ ᷄ω ᷅ )ʃ