年齢=障害者家族歴な主婦のドタバタのほほん日和

重度自閉症者のきょうだい児として育ち、結婚後は軽度知的障害児二人の母になりました。障害支援分野でNsをやっています ☆

発達障害の療育本。選ぶ基準は?

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最近、療育に関するお勧め本を記事にしました。

しかしその後、「どれも為になる本なのですが、それぞれの視点が全く異なる」「一体自分はどれを読めばいいのだろう?」というご質問をいただきました。

そこで今回は以前紹介した本を私なりに分かりやすくカテゴリー分けしてみました。

とにかく発達障がいというものが何かを知りたい! こちらの本は知的障害や自閉症スペクトラム、ADHD/ASD 等の障害は、一体どのような特徴があるのか、そして本人や家族はどのような困難を抱えがちなのか、その解決方法等を広く浅く分かりやすく一冊に凝縮した本です。 いわば障がい理解の入門書です。 一般的な内容が書いてあり、障がい児とこれから向き合う方、お子さんが幼児期である親御さんに最初に読んでいただきたいです。

こちらは幼稚園や保育園、小学校入学後くらいに体育や製作活動等で出来ることを増やしてあげたい、自信をつけて楽しい生活をできるようにしてあげたいという親御さんにお勧めです。 障がい理解がしっかりと定着したあとに、お子さんの「いま」の活動の幅を広げられたらという方にお勧めです。

こちらは親が年をとってお子さんの面倒を見てあげられなくなった頃にお子さんが親の加護なくしてしっかりと生活していくことを目指して、必要な態度・行動を身に付けるために日頃から出来ることや親としての取り組みについて書かれています。 お子さんの「いま」の向上・充実と共に数十年後のお子さんの姿を前向きに考える為に今すべきことが書かれています。 小学校入学から高学年になる頃までに読んで習得していただきたい内容です。

これからもどんどん紹介しまっせ!

さてさて、ここまでで小学校卒業後にも有効な療育について書かれている本を紹介していませんね。 もう1番っ子も来年から中学生です。どんどん難しい年ごろになっていきます。 これからもまだまだ私は勉強しなければなりません。 「これは良書!」というものがあったら紹介させていただきます。