年齢=障害者家族歴な主婦のドタバタのほほん日和

重度自閉症者のきょうだい児として育ち、結婚後は軽度知的障害児二人の母になりました。障害支援分野でNsをやっています ☆

社会性を育む☆新生活スタート!始業式&入学式

2番っ子の始業式

8時前に登校した2番っ子。

数日ぶりの学校です。

そして一時間程して帰宅。

小学校は始業式後に入学式があるため、在校生は新クラス発表と先生の話を聞いて直ぐに解散してきたのでした。

支援級の担任の先生は他校から異動してきた方。

若いの?若くないの?どんな感じ?!

②「んー、ふつうかな?」

年齢に普通ってなんだよ( '-' )?

抽象的にもほどかあるがな。

まぁ、先生とはそのうち面談でお会いできるはず。

2番っ子の「普通」という感覚がどんなだか知れるので、その日を楽しみにしましょう。

そして普通級の先生は、なんと四年生の時に担任だった方。

カムバック!!

しかし2番っ子は浮かない顔です。

②「怒ると怖い先生なんだ ː̗̀(ꙨꙨ)ː̖́」

ん?

四年生の面談では、先生は君のことをベタ褒めしていたよ。

そんなに怒られたことあるの?

ってか怒られるようなことをしてたの?

だったら母さんも怒るよ。

②「いや、(2番っ子)はしないんだけど、授業中にわざと大声出したり立ち歩いたり文句言ったりする人たちに大声で怒るんだよ」

うんうん、平和主義は大声で怒る声が苦手だよね。

でもね、平和を乱しているのは先生ではなく、学校でのルールやマナーを守らず、結局はそんな自分を受け入れてもらおうとする甘ったれたちだからね。

先生は悪くないじゃん。

 

児童分野で働いていると呆れと共に感じる頭痛の原因。

一昔前はルールやマナーに逸れた行動をする子たちは、それを注意され罰せられる覚悟をして、それに正面から歯向かってやるという怒りや不満を交えた覚悟を持ってやっているのがソコソコいたような気がします(決して褒められたもんじゃありませんが)。

しかしいまはルールやマナーを逸脱して他人に迷惑をかけても自分は注意されないだろう、なんならそんな自分を気にかけてもらえるし大人なら受け入れてくれるだろうという甘え全開が往々に目立ちます。

まともに注意されたことがないのか、普通に注意してくる大人がいたらこっちがビックリするくらい驚いているし、相手に対して「怒る方が悪い」「あいつが注意してきたから嫌な気持ちになった٩(๑`ω´๑)۶プンプンマル!」って幼稚な駄々を捏ねるし。

物事の理解はフツーにできるけど、ルールやマナーの習得はなぜか特にできない。

 

ハイハイ、そういうのはね、家庭内だけでやっててくださいなー。

もう小学校上がったら、おうちの外でターゲット探すのはやめよーねー。

傍から見たら恥ずかしいことだって、きちんと親に教わってから出てきてねー。

って内心思ってますけど、仕事なので外面笑顔でサッサとあしらいます。

私が親だったら・・・小学生だし、周りからなんと言われようと叱るし怒るし、場合によっては怒鳴るし、内容によっては胸ぐら掴むし、酷ければぶん殴るかもしれません。

 

子供時代は世間に出ていくための準備期間です。

主体性を持って自分で世の中を歩き始める前に、世間の良さや厳しさを教えるのは大人の役目。

特に社会的なルールを守り他人様に迷惑をかけない、思いやりやマナーを持って過ごせば自分も周りの人も平穏に過ごすことができるという実感を教えるのは家庭の仕事です。

教室内でわざと悪いことをして、それでも自分は気分よく過ごしていたいなんて甘ったれている子を大声で注意するくらい、なーんにもダメじゃないから。

なんならきちんと厳しさを教えようとしてくれるんだから、その先生は良い大人だと思うけどね。

 

2番っ子よ、君はもう六年生だ。

コールバーグの道徳の発達段階でいえば慣習的水準内「良い子の志向」の時期だ。

この時期は人を助けることによって相手に喜ばれる感覚を大切にしなければならない。

一生徒である君は、のちに続くであろう「社会秩序を守る=自分自身とみんなの平和を守る」は安寧な生活を維持するという事実に気づける段階に繋がるよう、いまは積極的に助け合い支え合う経験をした方がいい。

教之介 on Twitter: "コールバーグの道徳性発達理論。 #公認心理 ...

 https://t.co/pnt6gtuUqL」 / Twitter

「自分が良ければそれでいい」タイプや、わざと迷惑行為をして他人が嫌がる様を見て密かに喜びを感じてるようなヤツらのことなんてほっといていいの!!

時間の無駄だから!!!

だって道徳段階が幼稚すぎるんだもん。

育った環境に帰属する問題だから他人がどーこーしようとしたってしゃーないよ。

そうじゃないお友達や先生と良い関係を築き、小学校生活最後の一年を楽しいものにしなさいな。

それが自分の成長や人生を大切にするってことになるんだよ。

 

ってな話を端折ってしました。

②「わかった ( 'ヮ' )ゞ」

うん、それでよし!!(多分全然分かってない)

 

1番っ子の入学式

高校の入学式は午後から。

私は午前にどーしても外せない業務があり、泣く泣く出勤。

二時間程度で片付けて退勤し、午後は有給にしました。

1番っ子とは11:50に駅で待ち合わせ。

ギリギリ間に合ったぜ ε-(´∀`;)フー

12:00過ぎの電車に乗っていけば余裕で入学式の会場に到着だ。

前日夜の確認では、1番っ子は我が家で制服に着替え、最寄りのバス停から11:20発のバスに乗っている。

だから私と同時くらいに着いているはず。

どこにいるんだろう?

改札前で落ち合う約束だったよなー。

キョロ(゚∀゚≡゚∀゚)キョロ

11:47にLINEを送りました。

 

1番っ子〜、母さんは改札前の柱の所にいるぞーい

 

すると普段は返ってこないのに、直後に返信が!

まぁ珍しい!!

いつも「良くても既読スルー」の1番っ子なのに!

さすが高校生だわ  ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ

しかし画面には恐怖の文字が

 

①「バスに乗り遅れた

 

思わずこちらも高速で返信しちゃいましたよ。

 

このドアホ!!!

 

平日昼間は一時間に1~2本しかない路線です。

どー考えても遅刻じゃない?

するとさらにLINEが来ました。

 

①「いま走ってる」

 

え?まじ?

うちから駅までバスで30分、距離にして5km以上あるんだけど。

結構な坂道もあるよね。

さすがに無理っしょ。

剣道部を引退してから、1番っ子の日常的な運動は朝の猛ダッシュのみ。

「ギリギリまで布団の中」を愛する1番っ子は八時頃に起きてきて、朝食のパンをかじり、歯を磨いてブリブリして、着替えて鞄を担ぎ、8:20過ぎに家を出る生活を三月頭までしていました。

私の足で徒歩20分程かかる通学路を猛ダッシュで駆け抜け、8:27くらいには校門通過するという脅威の記録を叩き出す日々。

お恥ずかしいことに学用品の整理という概念はなく、毎日鞄はほぼ全ての教科書・ノートが詰まり、激重だったにも拘わらず。

正門通過の30分前まで寝てたんだよね?

マジ凄いわ。

おかげでだらしないにも関わらず、家族からは俊足を称えられるのでした。。。

 

とは言っても卒業から早一ヶ月。

最近は視界に入ればソファや布団の上でゴロゴロ、いわば「寝たきり(自主的)」のような姿だった1番っ子。

いくらなんでも怠けすぎたその身体でこの距離は無理よ!

会場の先生に「入学式早々に遅刻します。申し訳ありません」と謝らなければ。

 

うちのアホの1番っ子が、バスを乗り過ごしたみたいで・・・。私とは別々に家を出てですね、いま本人はどこにいるんだかマッタクモゥ・・・。

 

改札前で電話をかけてとにかく謝り通しているその時!

ダダダダダダーと、真顔で私に猪突猛進してくる1番っ子が現れました!!!

 

うわー!なんか来たーーー!

 

電話しながら、この状況をさらにどう話せばいいんだろうと混乱し、間に合うかもしれません。ごめんなさい!!とさらに謝り倒し電話を切りました。

 

え?

マジで走ってきたの?

あの距離を30分で?

一ヶ月寝たきり生活(自主的)だったのに?

 

・・・・・・・・

スゲーな、おい。

何がって意地でも遅刻しないというその心意気(?)が!

でもさ、だったらもう少し余裕を持って出発する習慣をつけようね。

①「ゼーハー(;;;´Д`;;;)ゼーハー(ソダネ)」

 

で、紆余曲折ありましたが入学式開始時間前には無事到着しましたとさ。

入学式は粛々と進行し無事終了。

そして誰よりも早く会場から出ていった1番っ子。

退場は早いのね。

なんじゃそりゃ。

 

まとめ?

なんだかんだのスタートでしたが、よき1年でありますように。

 

各技能連携校の情報が欲しい方はこちらをチェック