本日、1番っ子の卒業式でした。
9時に開場し10時前から式開始予定。
なのにマイダーリンと1番っ子は8:45にリビングで上着のアイロン掛けをしていました(乙。
なにやってんだか・・・・。
しかしいざ出発してみると、母は段々切なくなってきました。
本当に卒業なんだなと、1番っ子の背中を黙って眺めながら一人6年間の思い出に浸り涙ぐんでしまいました。
いよいよ卒業式。いつもの通学路。でも誰も歩いていなかった。保護者と一緒の登校だから、みんないつも通れない近道を選んでいたから。でも長男はいつもの通学路がいいって歩いて行った。彼らしい。一年生の頃は一緒に登下校した道。気持ちを言葉にできなくて、毎日泣いたり怒ったりして歩いた道。
— 紅茶とビスケット (@hottea_pokapoka) 2020年3月19日
「一緒に帰ろう」と声をかけてきた子達が途中から「やっぱり帰らない」と笑いながら逃げ出すのを泣きながら追いかけた道。そんな彼の後ろ姿を、ヨチヨチ歩きの次男を抱えて走り追いかけた道。次男が入学後は、心配で一緒に黙って歩いてくれた道。車の中から仲良しの友達と下校する姿を見て安心した道。
— 紅茶とビスケット (@hottea_pokapoka) 2020年3月19日
小さかった彼が私よりも大きくなって、前を歩いている。6年間のこの道を振り返りながら彼の姿を見るだけで涙が出そうになる。学校はまだ先なのに。
— 紅茶とビスケット (@hottea_pokapoka) 2020年3月19日
ウルッとしていると突然振り向いて「どうしたの?」って聞いてきたから「花粉症だよ」と咄嗟に答えてしまった。入学当初は私の表情に注目することもなかったし、そんな風に気にかけてくれることもなかった長男。会話も成り立たないことばかりだったし。本当に成長したんだとさらにウルウルきてしまう。
— 紅茶とビスケット (@hottea_pokapoka) 2020年3月19日
学校につくと1番っ子は友達や先生がいる6年生の教室へ。
私は保護者控室へ行くはずなのに、ぼんやりしていて1番っ子について行こうとしてしまいました。
すかさず「母さんはあっちだよ」と保護者控室の方向を指さし、私を置いて去って行っていしまいました。
6年前の入学式の日。
思えばピカピカのランドセルを背負って、「右も左も上も下も分からない」と戸惑った顔をして私に手を引かれ同じ場所を歩いていました。
いまはもう、ボーっとしてついて行こうとする私を「ヤレヤレ。こんなところまで来ないの(笑)」という表情で止めてくれるようになりました。
あっという間の6年間でした。
卒業式当日でも小学校は上履き持参。こんな日でも、私は長男の字で彼の名前が書かれた上履きを履いている。これは彼が3年生の時に履いてサイズアウトしたもの。彼の卒業まで学校行事があるときに私が履こうと取っておいた。
— 紅茶とビスケット (@hottea_pokapoka) 2020年3月19日
いま彼の足はこれより4cmも大きくなった。私がこれを履くのも今日で最後。
6年間の終わりはコロナの影響で予定通りにはいかなかったけど、なんだかんだで学校に行って過ごすことができました。
おかげで混乱した気持ちを落ち着かせることができたようです。
明日は小学校生活最後の「席に座って学習する日」。休校中の自習登校は6年生の中でただ一人皆勤賞。一年生の時に過ごした教室でドリルして、休み時間は先生や子供達でゲームして、お弁当食べて先生達と思い出話して、なんだかんだ楽しく過ごせたよって。明日のお弁当はお祝い用特別メニューにしよう。
— 紅茶とビスケット (@hottea_pokapoka) 2020年3月17日
式の進行は例年とは違うものになってしまったけど、先生たちが一生懸命心を込めて出来る準備をして臨んでくれたことは伝わってきました。
歌あり、呼び掛けあり、記念撮影あり、式前後の団らんありのステキな卒業式でした。混乱のなか、ここまで準備をしてくれた先生達に感謝。
— 紅茶とビスケット (@hottea_pokapoka) 2020年3月19日
今回の式はコロナの影響で最後の見送りはしないという方針だったけど、式としてではなく解散後に先生達が個人的に外に立って拍手で見送ってくれた。
— 紅茶とビスケット (@hottea_pokapoka) 2020年3月19日
教員下げが目立つ昨今だけど、うちの小学校の先生は素晴らしい人たちばかりだと思う。
親子共に幸せな6年間でした。
ありがとうございました。