こんにちは。
前回に引き続き生田緑地の博物館のご報告をします。
宜しくお願いします。
皆さんのお子さんは学ぶことを楽しんで行えていますか?
今回は前回に引き続き、遊び体験の中から学びや興味を引き出せる場所「生田緑地」の中にある博物館についてお話ししたいと思います。
前回は日本民家園について書きました。
今回はそのあとに行った岡本太郎美術館と宙と緑の科学館について書きたいと思います。
himawari0growing.hatenadiary.jp
岡本太郎美術館
まずは、「芸術はバクハツだ」で有名な岡本太郎さんの作品がいっぱいある岡本太郎美術館です。
岡本太郎さんは川崎市出身らしいですね。
私 「岡本太郎って知ってるー?」
1&2番っ子「知らなーい」
芸術に疎い我が家なので我が子たちが知らないのも当然。
東口方面から岡本太郎美術館に向かって歩いていくと、欝蒼とした森を通ります。
森林浴♬
見えてきました!
階段の上に岡本太郎美術館が!
車いすご利用の方は階段手前左側通路の奥にあるのエレベーターをご利用ください。
階段を登ると・・・じゃーん!
岡本太郎美術館!!
こちらは美術館の端にあるカフェです。
2番っ子「食べ物屋さん?」
私 (ヤバい。「食べたい!」って言うかも。そろそろおやつの時間だから2番っ子の超正確な腹時計が反応している!(汗))「美術館だよ!美術館!!」
2番っ子「レストラン?」
私 (私の言葉はスルーかい!芸術に疎い我が子が「美術館」なんて言葉を知る由もなし)「絵とか粘土とかあるところだよ!!(焦)」
カフェとは向かいにある美術館入り口に2番っ子を引っ張っていきます。
2番っ子人生初(多分)の美術館体験のはじまりはじまり~。
玄関を入ると受付前に謎のくねくねオブジェがあります。
すでに芸術の雰囲気が感じられます!
ちなみにここは傘は持ち込み厳禁です。
持って入ろうとすると当然止められます。
日本民家園とは逆ですね。
入り口にある傘立てに遠慮なく差してください!
受付の女性に療育手帳2枚を見せて付き添い二人ですと伝えたら「はい、どうぞ」と料金を払わずして入場を許してもらいました。
こちらも子どもは無料、大人は有料の施設ですが、療育手帳提示で付き添いの大人も一枚につき一人無料になります。
「では行ってきまーす」と行こうとしたところ受付の女性から「ちょっと待って!」と引き留められました。
な、何!?
この療育手帳は本物ですよ!!
我が家のお出掛けの必需品です!!
女性「植物の持ち込みは禁止なんです」
私 「へ?」
女性が指差した先は2番っ子の手。
そこには先程日本民家園でマダムにいただいたバッタとカタツムリの形の笹が・・・
女性「この袋にいれてください」
と透明のビニール袋をいただきました。
芸術の保護のために必要なんですね。
では気を取り直してしゅっぱーつ!
おおーっ、すごい!
真っ赤だ~。
おっきい顔がある~。
さあ、写真を撮るぞ~(わくわく)
マイダーリン「ちょいちょい」
私 「ん?」
マイダーリン「撮影厳禁だって書いてあるよ」
私 「ガーン(゜ロ゜;」
というわけで、入場口から出口までは一切写真撮影はしませんでした。
とりあえず文章のみで伝えると、
- 静かな空間と白い壁に生えるにビビッドカラーの数々!
- 奇抜な謎のオブジェ!
- 不思議な顔!
- 青白い岡本太郎さん!
入退場口の外は撮影OKとのことでパシャパシャ撮りました。
うーん、芸術って深い・・・(私のコメントは浅い)
かわさき宙と緑の科学館
この「宙」はそらと読みます。
自然と宇宙をイメージした科学館です。
この建物の入り口から両サイドを見ると、昔の電車の車両とD51が目に入ります。
館内には有料ですがプラネタリウムもあります。
こちらも子供は無料、おとなは有料ですが、療育手帳提示により付き添いの大人は無料になります(一人/一枚)。
こちらのプラネタリウムは世界最高クラスの星空を体験できるそうです。
是非行ってみたいけど、2番っ子は静かにジッとしていられないので我が家は断念(涙)
それ以外の館内は無料で自由に見回ることが出来ますので、そちらを楽しむことにしました。
入館してすぐに目に入るのがこちらの生田緑地を表した模型。
ボタンを押すと模型がスライドして地層の変化を表現します。
1番っ子は何度もボタンを押して模型を上下にスライドさせます。
2番っ子「押したいー」
1番っ子「・・・・・」(模型が動く「ウィーン、ウィーン」という音だけが響く)
2番っ子「おーさーせーてー(涙目)」
私 「もう!代わってあげなってば!!」
・・・・なぜかエレベーターなどのボタンの取り合いを毎回する1番っ子と2番っ子。
この模型のそばには、その他にも地層を表す展示があります。
どうやら生田緑地近辺は太古の昔、海中にあったようです。
生田緑地内を散策していると、散策道横の断壁を見つつ実際に地層の違いを色で知ることが出来ます。
晴れている日は是非歩いて見てみてください!
模型の向こうには昆虫や植物の展示があります。
展示の仕方が見やすいうえにスタイリッシュですね。
「the 学習!」というわけでなく何となく眺めるだけでも面白いです。
さらに奥に行くと様々な動物のはく製もありました。
鳥や、カエルや蛇、蜂、蝶々など色々・・・
!!壁を歩く狸が!!
川崎市北部はまだまだ狸がたくさん生息しているみたいですね。
タンポポの根っこは長いぞー。
ボタンを押すと各種セミの鳴き声が聞くことが出来ます。
ここでもボタンの取り合いをする1番っ子と2番っ子。
私 「あんたら、いい加減にしなさいよ!」
1番っ子&2番っ子「ヒー」
多摩川の特徴を上流・中流・下流に分けた展示もあります。
石の大きさや生息する生き物について一目見てわかるようになっています。
良く出来ていますね。
タッチパネルで多摩川や川崎市について知ることもできます。
ちびっ子たちも夢中で操作していました。
二階に行くと宇宙について迫力ある絵が描かれていました。
色々書いてあるけれど、この絵を見ているだけでも宇宙の多様性を感じることができます。
絵の中央には本物の隕石が置いてありました。
左端の隕石は実際に触れてちょこっとだけ持ち上げることが出来るのですが・・・
おっ・・・・重い!!
見た目以上の重量感です。
絵の横にはちょっとした図書スペースもありました。
生き物や宇宙などサイエンス系の子供向け図書がいっぱいありました。
まとめ
岡本太郎美術館も宙と緑の科学館も、大人向けの場所と思いきや子どももいっぱい楽しめる面白い場所です。
おすすめできる理由として
①有名な芸術家の作品に触れることができる。岡本太郎さんの作品は様々な色かたち、表情をしており飽きることなく見て回ることができる
②子どもにとっても身近な環境や親しみある生き物についての展示が多く、幅広い年齢層が一緒に楽しめる
③本物の隕石に触れることができる
④晴れている日は美術館・博物館見学のあとに外で思いっきり遊んで帰れる
⑤岡本太郎美術館もプラネタリウムも中学生までは入場無料!療育手帳持っていけば付き添いの大人も無料になる!!
などなど、小さいお子さんから大きいお子さんまで、長時間楽しんで過ごせるポイントが随所にあります。
学びを遊びに!遊びから学ぶ!を実践できるすごいところです。
是非一度訪れてみてはいかがでしょうか?