皆さん、こんにちは。
我が家の1番っ子は、中学生になってからスマホを持つようになりました。
留守番をする時間も一人でお出掛けする時間も増えてきたためです。
軽度知的・発達障がいを持つ子だからと言って、いつまでも親が甲斐甲斐しく面倒を見続けることはできません。
親として厳しい気持ちで、自分で自分の時間に責任を持ち、自由に過ごす練習を促さなければなりません。
(本人は「やっほぃ♬」くらいにしか思ってないでしょうけど)
その為のお守りとして、1番っ子用のスマホを購入し所持させることにしました。
当然ですが毎月お金が掛かります。
端末購入するときは万札も飛んでいきました。
購入してから3か月。
二万円以上がゲームが主体の子ども用スマホの為だけに出て行ってしまいました。
スマホとしては安いんでしょうけど、この出費を安いととるか高いととるかは各家庭の価値観によります。
私から見たら高かったなぁ・・・。
常時、我が子はスマホ依存症予備軍
我が家には某テレビゲームの機械があります。またテレビやパソコンでYouTube等の動画も観れます。
その為、毎日誰かしらがゲームや動画視聴をしています。
でもそれはあくまでもテレビやパソコンがあるリビングだけです。
しかしスマホは家の中のどこにいてもゲームや動画視聴をすることができます。
自分専用の機械だから誰かと交代するとかを気にする必要もありません。
ゲームはしょっちゅうアップデートされるし、動画は数えきれないくらいたくさんあり、これからも次々と新しいものが作られていきます。
「今はやらない方が良い」「飽きたから暫くやらない」と自分から距離を置くことが難しい機械です。
そして様々な刺激が溢れています。
扱えば扱うほどスマホの世界にどんどん引き込まれていきます。
子ども達が手にすれば、容易に依存してしまうことは想像に難しくないものです。
「ゲーム好き」「動画も好き」な我が子たちは、買い与えてしまえばいとも簡単にスマホに魅了されてしまうでしょう。
で、⇧こんな風に毎日動かなくなってしまうんだろうなぁ。
スマホ依存症で生じる問題
〇臨床的特徴
・ゲームのコントロールができない
・他の生活上の関心ごとや日常の活動よりゲームを選ぶほど、ゲームを優先する
・問題が起きているのにも関わらず、ゲームを続ける、またはより多くゲームをする
〇重症度
・ゲーム行動により、個人の、家族の、社会における、学業上または職業上の機能が十分に果たせない
〇期間
上記 4項目が、12ヵ月以上続く場合に診断する。しかし、4症状が存在し、しかも重症である場合には、それより短くとも診断可能
↑↑↑こちらは子どものスマホゲーム問題について書かれている記事中にある「ゲーム依存の定義」です。
そして「ネットやスマホ依存における問題」はこちら↓↓↓です。
①身体的問題
・体力低下 ・運動不足 ・骨密度低下・栄養の偏り ・栄養失調 ・肥満 ・視力低下・腰痛 ・エコノミークラス症候群など
②精神的問題
・睡眠障害 ・昼夜逆転・ひきこもり ・意欲低下・うつ状態 ・希死念慮など
③学業
・遅刻 ・欠席 ・居眠り・成績低下 ・留年 ・退学・授業中や塾での過剰なネット使用など
④経済問題
・浪費 ・課金・親のお金(クレジットカード等)の無断使用など⑤家族・対人関係
・家庭内の暴言 ・暴力・親子の関係悪化 ・友人関係の悪化・友人の喪失など
健康面や家庭生活・学校生活・人間関係等、広範囲に問題が発生します。
そして依存症であるがために、一度この問題が生じるとなかなか抜け出すことはできません。
子ども時代の限られた貴重な時間を、スマホ依存とそれから抜け出すための戦いに費やされかねません。
なるべく 依存させないためのスマホを選ぶ
そこで「スマホとほどほどのお付き合い」を学ぶ為に、依存症予防のシステムを備えつつ日常的に楽しむこともできるスマホを探してみました。
そして我が家が「これだ!!」と感じたのは
はじめてにやさしい。TSUTAYAのスマホ【TONE】 です。
広告には「月額1000円」と書かれていますが、これは「検索程度のインターネット使い放題 & IP電話使用」の基本プランを指します。
我が家はこれにLINE等のSNSを使用できる「SMSオプション(月額100円)」をつけました。
これにて月額1100円の支払いをしています。
通話料はIP電話を使用すると別途掛かりますが、LINEを使用すればタダです。
安いです!
しかし本当の魅力は安さではなく、スマホへの依存やトラブルを防ごうとしている機能にあります。
まず基本的な画面初期設定に「Teen」「シンプル・スタイル」「固定しない」という3つの選択肢があります。
その一つである「Teen」は
・親のPCや端末(他社スマホ可)から、子どものスマホ自体、または内蔵された各アプリを使用できる時間帯や合計時間を設定できる
・子どもがダウンロードしようとしたアプリは、親のPCや端末(他社スマホ可)から「ダウンロードしてもいいよ~」という許可信号を送らないと使用できない
・親のPCや端末(他社スマホ可)から、電話をかける相手やアクセスするホームページにも制限を掛けることができる
さらに自撮りトラブル防止のために裸の写真を撮れなくするとか、学校でのトラブル防止のために学校に持ち込んだらロックが掛かり使用できなくなる等のシステムもあります。
動画やアダルト画像、SNS、暴力系、出会い系へのアクセス制限もできます。
スマホ依存による昼夜逆転を防ぐために、22時から翌6時まで使用できない「TONEロック」を利用し、それを厳守できれば後月に「高速チケット1GBプレゼント」もあります。
防犯のためにGPSにより、いま子どもがスマホを持ってどこにいるかを親のPCや端末(他社スマホ可)から確認することもできます。
これは子どものプライバシーに関する問題も生じる場合があるので、気になるようなら「ゆるやか見守りモード」を使用すれば市区町村などの大まかな居場所しか分からないようになります。
我が家の使用方法
当然、「Teen」にしました。
そして厳しいようですが21時以降はスマホ自体を使用できないように設定しました。
また、SNSの利用や動画視聴はできますがアダルトや暴力系画像や動画、出会い系などは使用できません。
ダウンロードするための「Playストア」は使用するたびに、親しか知らない4桁のパスコードを端末画面に入力する必要があります。
その為、アプリをダウンロードをするためには必ず事前に親に申告しなければなりません。
そしてアプリのダウンロード後に、親のPCや端末(他社スマホ可)から最終許可を得るようにしました。
検索や各ゲームの利用は30分ずつです。
と言うか30分単位の制限なのです(時間帯の制限も可能です)。
なので4つゲームアプリのダウンロードを許可したら、それだけで2時間の使用になります。
まとめ
今のところ家族間ではLINEしか使用していません。
しかし私が仕事後に帰宅するとスマホでゲームをしている1番っ子。
それが日常になりました。
やはりあっという間にスマホ依存に・・・。
しかし21時以降になれば、自然にやめますしインターネットや各ゲームの利用も30分ずつであることに不満を言うことはありません。
最初からそのようにしていたおかげであまり抵抗がないのかもしれません。
このような利用を続けていく中で、子どものうちに適切なスマホの利用の仕方を適宜教えていきたいと思います。
⇧気になる方はこちらをチェック