年齢=障害者家族歴な主婦のドタバタのほほん日和

重度自閉症者のきょうだい児として育ち、結婚後は軽度知的障害児二人の母になりました。障害支援分野でNsをやっています ☆

いまが大事!夏休みの間に衛生的な生活習慣を身につける

皆さん、こんにちは。
毎日暑い夏休み、お子さんたちはいかがお過ごしでしょうか?
我が子たちは7月中に食後に自分が使用した食器は自分で洗うという習慣を習得しました。

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さて、8月はどのような生活習慣を身に付けてもらおうか思案したところ、とっても簡単なものですが家庭ゴミを入れたゴミ袋をごみ捨て場まで持って行くことを実施することにしました。

言えば「はいよー」とやってくれます。
難易度は低いです。と言うよりもスゴイ簡単ですよね。
皿洗いの方が洗い残しとか力加減とか洗剤を使いすぎないとか、始めに色々教えなきゃいけないことが多かったですが、ゴミ袋捨てはごみ捨て場を知っていれば他は大して教えることがないので楽です。
朝、出掛けるときについでに「これ捨てといて」と声掛すれば嫌がることなくやってくれます。

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ゴミ捨てをやらせる理由は、特にやり方を学んでほしいとかそういうことではありません。
ただ、感じてほしいのです。
ゴミを溜め込むような生活は嫌だと。

 


高齢且つ認知症の母と二人暮らしの軽度知的障がいを持つ人(50歳代)の話

副業ですが、私は現在も訪問看護のパートをしています。
超お金持ちから貧しい家、仲良し大家族からいつもいがみ合っている家族、バリ認知症の独り暮らしなど色々なご家庭に訪問します。

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そのなかでも私にとって非常に興味深い家庭があるのです。
認知症・寝たきり母親を、軽度知的障がいを持つ男性が狭い自宅で介護しているお宅です。

私はこのお母さまのために、このお宅を訪問しています。

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我が子二人も軽度知的障がい児。もしかしたら将来私も・・・なんて考えると他人事に感じることはできません。
お子さんは知的障がいがあるものの社会人としてしっかり働いており、いつもスーツをビシッと着ており、外でバッタリお会いすると結構素敵に見えます。
物腰は柔らかく、私たちにもいつも笑顔で親切に接してくれます。
一件、知的障がいがあるようには見えません。

しかし、お宅にお邪魔すると、とてつもなく室内が汚いんです!!

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まず、家具の配置がめちゃくちゃなんです。
狭い室内に大きなベッドが二つ。

二人暮らしなのに冷蔵庫や箪笥は特大サイズ。しかも箪笥は複数あります。

ベッドと箪笥・壁との間にある通路は幅1mあるかないかの激狭で、ひと二人並んで立てないような感じです。

この床にかれこれもう1年以上同じカスや埃たちが同じ場所に佇んでいます。最後に掃除したのはいつなんだろう・・・(汗)

そして床には野菜や果物などの生鮮食品があちこちに直置きされています。巨大な冷蔵庫があるのになぜ入れない・・・・。ってかこれ本当に食べんの?って聞きたい。

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当然蒸し暑いこの時期は部屋に複数のコバエが飛んでいます(汗汗)。

そしてそして、そのそばの壁や柱、箪笥の周りにはハンガーでたくさんのl服が吊るされています。頼むから箪笥にしまってくれ・・・。

キッチンにはゴミが入ったスーパーの袋がいくつも積まれているためガスコンロや電子レンジがある奥には行けません。

そのそばにあるお風呂場には45Lの大袋のゴミ袋が浴槽にあり、コンビニ弁当ゴミや食べ残し等がたくさん入っているため入浴なんて出来るような状況ではありません。

室内には異臭が漂っています。

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ここでは全然関係ない話ですが、確か生活保護って『困窮するすべての国民が、健康で文化的な最低限度の生活を送る上で必要な権利』なわけなのですが、この親子の暮らしの実態はそれ以下だと思うのです。

こんな環境で健康だとか言っていられません。ここまでくると文化的って何なんだかわかりません。

生活保護を受ける状況以下なのです。

きっとお子さんは暮らしの中で衛生面を保つ術を知らずにここまで来てしまったのでしょうね・・・・。

お母様が若いころは、お母さまがやってくれていたのかもしれませんが。

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片づけが苦手な我が子

我が子に限らず、知的障がいや発達障がいを持つお子さんって整理整頓が苦手なお子さんが多いです。

声掛けすればそれなりにしますが、我が子もお菓子を食べた後はテーブルの上に空の菓子袋が置きっぱなしということがよくあります。

「捨て忘れているよ~」と言うと「あ、忘れてた~」とすぐに捨てますが。

夏休みに入ってからi食器を洗う習慣がついたので少なくなりましたが、食べた後のお皿を下げることも忘れていることもちょっと前まではちょくちょくありました。

部屋が汚れていても気にしない、玩具や本が床に散かっていても平気・・・。

あの親子の暮らしが頭を過ぎります。

 

このままじゃあかん!!!!

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ゴミ捨てを頼むことにしました

そこで話は最初に戻りますが、この夏休みの間にゴミ捨てをお手伝いとしてしてもらうことにしたのです。

普通ゴミや各種資源ごみの回収は、週に5回あります。

それに合わせてゴミをしっかり出して家の中にゴミを溜め込まない習慣を感覚的に身につけてほしいのです。

あとは衛生的な暮らしをするために、主な生活スペースをほうきやモップ系でササッと掃除することも頼んでみようかなと思います。

「きちんとやりなさい!!」と厳しく要求するのではなく、軽くお願いしてあくまでも気軽に行えるように持っていくつもりです。

上手に出来るようになればさらに私の家事の手間も省けるはず。ムフフ・・・

夏休みはあと1か月弱。

まだまだやるべきこと・出来ることは山積みです。

さぁ、頑張るぞ~

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今日も読んでいただきありがとうございました!