もっしーなろぐ

①発達障害がある子供と家族のお出かけ情報②任意整理体験談③節約生活&副業的日常④公的制度や保険等々。色々雑記ブログ

おじいちゃんと仲直りしました

タイトルを見て「なんのこと?」と思う方もいらっしゃると思います。

私のおじいちゃん?

いえいえ、父方も母方も祖父は私が生まれる前に天国に行ってしまいました。そして両祖母ももうこの世にはおりません。

ではこの「おじいちゃん」とは誰のこと??

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それは前回の記事で、「副業の介護事業所夜勤の時に認知症の利用者さんにナースコールで呼び出されおむつ交換をすることになった際、突然殴りかかられて眼鏡が壊れた⇒貧乏なのに自費で買い替えしました」ということを書きましたが、その「利用者さん」のことを指します。

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仲直りしましたよ。

 

夜に部屋から物音がするので伺ってみると、ベッドの横におじいちゃんがたっていたのです。

認知症の方は昼も夜も分からなくなっていることがよくあるので、「まだ夜中だから寝ましょうよ」とベッドに戻るように促すと

 

「戻らない!今からリハビリをするんだ!!」

 

と何故かうす暗い部屋の中でベッドにつかまりスクワットを始めたのです。

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このおじいちゃん、脳血管系疾患の後遺症で軽度の半身麻痺があり筋力も低下しているため、まともに歩けず普段は車いす生活なんです。

それでも突然立ち上がったり歩こうとしたりして、入所する前からこれまでに何度も転倒しては最悪骨折もしたりして複数回病院送りになっていたりして。

夜勤中に転倒⇒病院送りなんてことになったら大変です。ただでさえワンオペ夜勤の施設なので。

救急車を読んだら一人は職員が付き添わなければいけないので私が行くことになりますけど、その間の私がいるフロアは職員がおらず病気だったり身体が不自由だったり認知症だったりする方だけで過ごさなければ・・・ということは当然出来ないので真夜中に応援職員を呼んだりします。というか近隣住まいの職員を電話でたたき起こして来てもらうのです。

夜中に転倒した利用者さんのご家族にも電話しなければなりません。

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緊急事態だからと言って他の利用者さんを放っておくわけにはいきませんので、普段のルーチンワークをこなすと共にたくさんの人に迷惑をかけざる負えない状況になります。

 

ちなみに転倒時に身体を打って骨折したならまだしも(大事故なんですけどね)、頭部を打ったことにより頭蓋内出血をしてしまい重い後遺症が残ったり最悪亡くなってしまうこともあるので、たとえワンオペ夜勤で手薄とはいえ転倒は絶対にさせるわけにはいきません。

ワンオペであることや他の利用者さんの対応をしていて見ていなかったからって「じゃぁ仕方ないよね」なんてことは絶対にありません。下手したら訴訟ものです。

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私が夜勤に入った時には「今日は落ち着いていて今はよく寝ているよ」と申し送られたのに、真夜中に目を覚ましたと思ったら何を始めているんじゃい!

と内心ぼやきながらも、表面上は落ち着いてなるべく優しい感じで「リハビリは日中明るくて広いところでしましょうね」と声掛けをして、おじいちゃんの横に立ち手でベッドに行くようジェスチャーをしました。

するとまた突然顔に向かって手を振り上げてきたのです。

 

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以前のこともあり身構えていたのでよけることができましたが、思わす「何をするんですか!」と大きめな声で言いました。

 

するとおじいちゃんは「お前の顔を見せろ!!見たいんだ!」と。

 

以前も同じことを言っていましたね。眼鏡をかけている顔は誰だか判断しにくいのかな?と思いつつも

 

私「〇〇さん、この前もそう言って私の顔を殴ろうとして眼鏡壊しましたよね?あれ買いなおして高かったんですよ」

 と言ってしまいました。

 

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おじいちゃん「え?俺そんなことしたの?」

 

私「そうですよ。なんで夜勤に来て突然殴られそうになって眼鏡壊されて、給料(夜勤1回分)以上のお金出して眼鏡買いなおさなきゃいけないの?そんなことされるんだったら夜勤なんかしなきゃよかった。子供と一緒に家にいればよかった」

 

と本音を思わずぼやいてしまいました。

 

貧乏だから働いているのに、眼鏡を壊されるような暴行を受けて泣き寝入りを要求されて、また一人で仕事しながら同じような目に合って・・・・なんだか自分自身が惨めな気持ちに。

でもこんなことをバリバリ認知症のおじいちゃんに言ってもしょうがないし、これも仕事だから、これが日本の福祉、働く側から見た現状なのだからと自分に言い聞かせながら、でも仕事中に不満じみた感情を利用者さんに向けてしまうなんてそんな自分自身も情けなくなってきてしまいました。。。

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するとおじいちゃん

「そうか、悪かったな。・・・・・・・疲れたしもう寝るよ」

 

と言ってよろよろとベッドに戻っていったのです。

あれ?そうなの?ずいぶん素直にすんなりと布団に戻るのね。そんなキャラだったけ???

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と思いつつも布団を掛けて静かになったおじいちゃんの布団をさらにしっかりと整えて「朝までもう少しだから寝ていてくださいね」と声をかけて部屋を去りました。

 

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そしてそれから夜明けまで静かに横になっていたおじいちゃん。良かった、眠ってくれた。

昨夜は夜中に起きちゃったから今朝は寝起きが悪いだろうな。よし、起床の声掛けは最後にしよう。

とか色々考えて、結局朝食開始の30分前になってようやく「もうすぐ朝ごはんですよ~。起きましょう」と声を掛けました。

 

するとおじいちゃん、目を開けて天井を観ていたのです。

あれ?もう起きていたの?

 

おじいちゃん「・・・・ごめんな」

私「え?」

おじいちゃん「なんでこんな風になっちゃたんだろう。ごめんな」

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・・・・・・・・・・・・・・

もしかしてあれからずっと起きていたの?

ずっと私の愚痴を気に病んで考えていたの?

 すぐに忘れなかったんだ。いつもあんなに早く言われたことを忘れちゃうのに。

 

 

重い認知症なのに・・・。

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 そっか・・・・・そうだったんだね。

 

 

 

私「こっちこそごめんね」

おじいちゃん「うん」

私「来週は仲良くしましょうね!眼鏡かけないで顔が見えるようにしてくるから」

おじいちゃん「うん」

 

 

こんな会話をしていた時、隣の部屋に早番さんがいました。いつの間に来ていたんだか全然気づきませんでした。

多分この会話は聞こえていて、「あの二人、何を話しているんだか?」って思われていたでしょうね。廊下に出て目があったときに怪訝そうな表情でしたから(笑)。まあ、普通に挨拶してくれましたけど。

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その後おじいちゃんを車いすに移乗させ食堂に送り出して、私は帰宅しました。

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そんなこんなで仲直りしました!

おじいちゃんや他の利用者さにはまた来週の夜に合えることでしょう。

 

 

貧乏で夜に副業もして大変で心に余裕がない方だろうけど、それによりトゲトゲした人間にはなりたくないです。

少しは苦労しているハズなので、この経験から人間として少しずつ丸く柔らかい存在になりたいと思う今日この頃。

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 今日も読んでいただきありがとうございました。

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himawari0growing.hatenadiary.jp

皆さんの夜が良いものでありますように・・・

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