アルバイトをしたくなった軽度知的障がい持ち高校生を見守ってみた
現在、技能連携校に通う17歳の1番っ子。
いよいよ2年生も終わりに近づいてきました。
来年はきっと、学生生活の締めくくりとなる年。
長いようであっという間だった子ども時代も、終わりを迎えようとしています。
いよいよラストスパートも目前です。
働くことを意識
1番っ子にとってこの一年は初めて「働く」について真剣に考えた時期でもありました。
実際に一週間という短い日数ですが学校の「実習」という名目でとある企業の特例子会社で働かせてもらったり、その前には練習としてなのか就労移行支援事業所にも数日お邪魔させてもらいました。
どちらも先生の付き添いなしで、なんなら就労移行支援事業所は最初から一人で行って朝から夕方まで活動に参加していたみたいです。

きっと凄い緊張したんだろうなー。
どこに行っても「元気な挨拶」は必須のチェック項目。
しかし激シャイ人間の1番っ子には・・・(汗)。
なんとか小声を搾り出していたようですが、、、届くくらいは、どうだったかな?
アルバイトがしたい
商業系技能連携校であるだけに、企業の求人応募や採用面接に関する授業もあったらしく。
触発されたのか、秋には某求人サイトからバイトに応募したいと相談されました(ジェスチャーで)。
相手は全国展開・知らない人などいないでしょう系の超有名小売業。
そこの店頭業務です。
ええええ?!
マジ?
サービス業は難しくないかい?
接客業は器用且つ柔軟ににテキパキハキハキとこなせるタイプが・・・
1番っ子は人一倍無理だと思う母の予想は如何程か。。。
分かってるかい?あーいうアルバイトはお客さんの対応がメインなんだよー!!(;´Д`)変な人が来るかもしれないしー。クレーマーとかの相手しなきゃいけないこともあるしー。そんないきなり高跳びしなくてもいいじゃーん!! ꉂꉂ(ᵔᗜᵔ ;)
と、無意識にやんわり止めようと試みていました。

・・・あかん(; ・`д・´)ハッ
1番っ子が自力で前に進もうとしているというのに、親である私が勝手に不安だからと足を引っ張ってもよいものか!?
んーーーー、でもでも療育手帳持っているシャイ人間で、コミュニケーションは簡単なものなら可能程度でしょ?
根は真面目だから、無断欠勤どころか自業自得的な遅刻もありえないタイプで、ギリギリの期間までしっかり働くだろうし、コツコツ頑張るでしょう。
いままで頑張ってきた姿を見て、母はよぉぉく分かっています(つもり)ですよ!
でもそんなこと他人は知らんから、いきなりサービス業はキツイよ。
せめてもっと違う業界の仕事にしてみては!?!?
なんて思考は一切口に出さず、グルングルン頭の中で思い悩む母ひとり。
・・・まだ採用された訳でもないし、いま悩むよりはチャレンジだけでもさせてみるか?
チャレンジだけなら、やってみてもいいのではないか?!
いやいや、ラッキーボサノビッチ採用されたらどうするの?
最初は業務を上手くこなせなくて先輩から注意されたりお客さんに不満言われたり、周囲に迷惑かけちゃったり、、、、そんで凹んだり。。。凹んだり、凹んだり。逃げ出さずコツコツ頑張ろうとするタイプだからそのままペシャンコになっちゃったり。。。
うわぁぁぁ 。・゚꜀( ꜆>-< ̥)꜆゚・。 どうしよう〜〜〜。

と結論が出ない中、それでも「これも経験」と笑顔で言いながら1番っ子と一緒にスマホ画面を覗き込んでいました。
イマイチやり方がわからない1番っ子にネットから求人応募の方法を丁寧に指南なんかしちゃったりして。
あぁぁぁ ( ;꒪⌓꒪;)
心から止めさせたい母心を、もう一人の私が制止する〜。
バイト面接日
無事、面接予約にまでこぎ着けた1番っ子。
学校そばの店舗でしたが、休日の午後にしたそうです。
下校後に直行すればいいのにー。
まぁ、そこがまた1番っ子らしいです。
さすがに何回か日を跨いで、私の心も落ちつきました。
というか、なるようになれぃ!と腹を決めたというのが正しいかも。
1番っ子が身一つで「バイトに応募しただけ」なのに、こんなに神経消耗するとはヤバいな。
上は白のポロシャツに下は紺のチノパンをはいて時間に間に合うように、なんなら電車の遅延が発生しても大丈夫なように予定より二時間早く一人出掛けて行きました。
やっぱり「下校後直行した方が楽だよ?」汗と声をかけたい気持ちをググッと堪え見送った私。
頑張ってね〜(๑و•̀ω•́)و
結果は・・・
面接から帰宅の1番っ子。
無事にできた?
と尋ねると晴れやかな表情で
① (*꒪꒫꒪)( ._.)(*꒪꒫꒪)( ._.)コクコク
と返事を返してくれました。
ちゃんと話せた?
① (*꒪꒫꒪)( ._.)(*꒪꒫꒪)( ._.)コクコク
そっか。受かってるといいね。
採用の場合は連絡があるそうです。
しかし待てど暮らせど連絡はありませんでした。
うーん、残念(ホッ?)。
そんなこともあるよ。
高校生なら尚更採用されにくいよ。
だって大体どのコも学校卒業を機に辞めるから、それを考えたら長期且つ長時間働きたいって主婦の人とかが応募してきたらそっちご優先になるよ。
とか何とか言って慰めました。
実際の不採用理由は分かりませんし、下手な憶測を伝えてもイタズラに1番っ子を傷つけてしまうだけのような気がして当たり障りのないことだけに留め。
① ( ´_ゝ`) フーン
そこまでショックではなさそうな1番っ子。
後に学校の先生も「みんな何件もアルバイトに応募してるよ。一発目で採用されるコは見たことないな」と言ってました。
だから「君じゃダメ」だったとかではないよ、と。
自分でアルバイトしたいと思い、色々見て選んで、不安を抱えながらも自力で面接に臨んだんだから、それだけでもよくやったよ!
この経験をこれから先に
一人で初めて、家族や学校や福祉関係以外の大人と向き合って話し合うなんて緊張しただろうに・・・。
それはさておきアルバイトもいいんだけど、1番っ子はあと500日くらいで社会人になるわけで。
実際に職場にお邪魔して業務を教わり体験させてもらって、いければ採用面接も受けさせてもらうわけで。
それを考えると、アルバイト面接が不採用で終わったからって即ち「無駄な時間でした」で葬り去るのはもったいない!
本人はまだそんなことに気づく歳でもないだろうけど、きっとこの一年の過程は来年度に生かせるはずです。
まだ本番は始まっていないぜ!
頑張るぞ、1番っ子〜!!٩( ᐛ )و ✩**・