もうすぐ我が家の1番っ子は6年生になります。
支援級・普通級併用で、なんとかここまでの勉強についていくことができました。
ほぼ毎日簡単で短時間の自宅学習も行い、学習習慣の定着や学力維持も図ってきました。
しかし高学年になってからは次第に、国語も算数も内容が濃くなってきて・・・。
理科や社会も内容が多様になってきましたね。
生命の発生や災害、日本の技術や産業等々。
親が教えるのもそろそろ難しくなるだろうな~、と感じる今日この頃。
教科書を読ませてもらうと、逆にこちらが勉強をしているような感覚になります。
中学卒業後の進路を考えるように
当然ですが、4年後には中学を卒業する1番っ子。
その後の進路が気になるところです。
軽度とはいえ知的障がいを持っているので、いざとなれば特別支援学校高等部に進学するかもしれません。
しかし時代でしょうか。
現在は重度障がいを持つお子さんが多く、地域の特別支援学校はもう満員御礼状態。
軽度障がい児を受け入れる余裕は、ないようです。
私立高校の中には、障がい児支援クラスが存在する学校もあります(数はすんごい少ないですが)。
それ以外には通信制高校や定時制高校などに進学する可能性も考えています。
しかし当の本人は「お友達と一緒に地域の高校に進学したい!」と最近口にするようになってきました。
どうやらこの冬に親友のきょうだいが公立高校受験をしていたらしいのです。
普段の何気ない会話から何やら意識し始めたみたい。
まだ中学にすら進学していないのに(汗)。
公立高校に進学するということは、
・他のみんなと一緒に受験をしなくてはいけない
・ほとんど特別な配慮なく、テストに挑まなければならない
・ソコソコの点数を取って合格しなければならない
・だから勉強をしっかりしなくてはいけない
ということなんだよ、と懇々と説明しました。
本人はそれを承知のしているのか、はたまた軽く考えているのか「それでいい。そのつもりだから」と答えています。
「そのつもりだから」って言ったてさ~、
そんなにうまく物事は進まないんだよ・・・(汗汗)。
地域の公立高校に進学してくれれば私にとってはスゴイ有難いことです。
しかし受験は、やる気だけで合格できるわけではなく・・・。
もし運よく合格できても知的障がいというハンデがある以上は、勉強についていけないでしょう。
だったら最初から違う進学先を選んだ方が・・・。
いまは小学5年生。
自分の未来にそのような可能性が待ち構えている可能性なんて、想像もしていないでしょう。
小学校では支援級に所属し、運よく先生にもお友達にも恵まれましたが。
成長に伴って社会の中で様々な葛藤を感じ、身をもって厳しさを経験していくことになるのでしょうが・・・。
でもできることなら希望を叶えてやりたい。
その望みを本人が努力し、自分の力で手に入れることができるかもしれないのなら、精一杯応援・支援してあげたいです。
でも・・・・
家庭学習が難しくなってきた
いままでは夕食後に一休みしたら、宿題の他に簡単な学習プリントに取り組んできました。
簡単なので家事の合間に片手間に教えていました。
しかし算数の図形とか概数とかになると、私自身も「え、どうやるんだったっけ?」と内心困惑気味に。。。
また理科・社会は「教科書の内容の確認やテストのお直しする」ということは一緒にできますが、それ以外ではどのように学校に合わせて家庭学習を進めていけばよいのか、正直分かりません(汗)。。。
(歴史だけは、大好きなので1番っ子は自ら本を読み漁り大人顔負けの知識を持っていますが・・・)
低学年時代は不定期に、教科書確認やテストのお直しを一緒にするだけでカバーできていました。
しかし5年生になってからは、内容の深まりにより教える限界を感じるようになり・・・。
そうなると家庭学習を促すこともなんとなく億劫に・・・。
これでは1番っ子が折角身につけた学習習慣が崩れてしまうかも。焦
このままではいけない!!
ということで崩れ始める前に我が子に合った、これまでとは違う自宅学習の方法を模索することにしました。
そもそも我が子たちは勉強好きではない
我が家の子は二人とも軽度知的障がい児です。
それ故理解力は低く、勉強は苦手です。
それでも先生方の支援のおかげで、毎日学校できちんと授業を受けることができています。
またほぼ毎日、簡単且つ短時間の自宅学習を行い続けてきました。
その甲斐あってか、学校の勉強に苦手意識や引け目を感じていないようです。
幼児期から「集団指導が苦手では」と指摘されていた1番っ子。
しかし国語と算数は支援級で少人数授業を受けていますが、それ以外の教科はほとんど普通級での集団授業に参加しています。
もうすぐ2年生になる2番っ子に至ってはほぼ全ての教科を普通級で受けています。
しかし日本語すら不自由している現状なので、必要に応じて支援級の先生が様子を見に来て手助けしてくれているそうです。
先生曰く二人共、立ち上がったり脱線することなく、時には挙手・発言を積極的に行っているようです。
質問を理解していないのか、発言内容が時々ずれていることもあるそうです。
しかしそこは普通級の先生も慣れたもの。
上手くまとめて授業を進行してくれています。
そのため挙手・発言を恥ずかしいと感じることもなく、授業自体は楽しんでいるとな。
ちなみに私の実感としては、2番っ子は1番っ子よりも国語・算数の理解は難しそうです。
教えること自体、「どーしたものか」と戸惑いを感じることが多く。。。。
説明が伝わらない私のもどかしさを、2番っ子には感じ取られないように誤魔化しながら自宅学習を進めています。
戸惑いが伝わってしまうと、2番っ子は学習に後ろめたさを感じてしまいそうです。
そうなると学習を避けようとしてしまうかも。
これだけは絶対にアカンので、悟られないようにこちらも必死です。
それでも1年生ということもあり、学習内容は単純なものばかり。
なんとか毎日少しずつ教えることを地道に繰り返し・・・。
その甲斐あってか、テストはいまのところ良い点数を取ってくることが多いです。
しかし夫婦共働きの上、マイダーリンはもともと学習指導は苦手。
私も夜勤の日は余裕が少なく、二人の家庭学習支援を負担に感じることが増えてきました。
高学年になっても、家庭学習を無理なく続けらる方法
家庭学習の5つの効果
①習ったことを忘れない
学校で学習したことを家庭で復習することで、習熟・定着を図ることができます。特に、漢字や計算などの定着には効果的です。
② 学ぶ習慣が身につく
毎日、決めた時間に家庭学習を続けることにより、学ぶ習慣が身につきます。低学年のうちから続けることで、ごく当たり前の基本的生活習慣になります。
③ 脳が発達する
読み、書き、計算などの反復練習を続けることで脳が活性化するといわれています。小学生のうちから、脳を鍛えましょう。
④ テレビやゲームの誘惑に負けない子になる
家庭学習の最大の敵はテレビやゲームです。テレビやゲームを毎日2時間以上している子は、一般的に本を読むのが苦手で、勉強が嫌いという傾向があります。テレビなどの誘惑に打ち勝つことにより、我慢強さ・根気・集中力を養うことができ、学ぶ習慣が身につくようになります。ノーテレビデーを作り、親子で読書する機会を持ちましょう。
⑤ 家族とのふれあいができる
子どもの音読をそばで聞いてあげる、分からないときに一緒に考えたり調べたりしてあげることで、家族のふれあい(コミュニケーション)ができます。
⇧⇧⇧から、家庭学習は継続して実施するだけでもメリットがたっぷり。
ならばやはり、毎日少しずつ簡単なものでいいから続けさせたい。
このままなんとか学年相応の勉強についていければ、もしかしたら希望の高校に進学できるかもしれない。
そんな願いから、我が家も子どもの学習のために若干お金を払うことにしました。
「毎日」「少しずつ」したいものの、貧乏なのであまりお金はかけられない。
やはり高価な塾ではなく、家庭学習が良いです。
そうなると通信教育という選択肢が出てきます。
小中学生対象の通信教育。
現在はいろんなものがありますよね。
難易度も様々。
昔ながらのプリント学習や専用タブレットを使用するもの、アプリからできるものなどなど。
そんななか、我が家はデキタスを選びました。
ソコソコ安くて自宅のPCでできるので、軽い気持ちで申し込んでみたのですが、これが結構イイ感じなのです。
というか軽度知的障がいを持つ我が子たちにはピッタリでした。
常時接続可能なインターネット環境やWi-fiがあれば自宅のパソコンやタブレットで申し込み後すぐに利用できます。
入会金は0円キャンペーン中でナシ(ラッキー)。
入会当時はt運よく「2ヶ月受講すれば5日間の無料体験後の入会月も受講料も0円キャンペーン中」でした(ダブルラッキー)。
しかも合わなければメール一つで退会できるという手軽さ。
「やらなそうだったら初回の支払いだけ済ませておしまいにすればいいや」と思っていました。
何が助かったって非常に問題が簡易で、基本を理解していればすぐに解ける選択問題がメインなんです。
1回分の問題量も数分で解ける程度のものなので、大して多くなく負担感も少ない。
問題を進めて行けば難易度は当然上がるし、テスト問題もあります。
しかしそこまでに、基本を徹底的にやり込みます。
また、現学年の学習で苦手な分野があれば、それに関連する前学年の学習にさかのぼることも可能です。
この機能をうまく利用すれば、1番っ子の契約分だけで2番っ子の家庭学習もできちゃいます。
(そう、私はとことんケチ!!!!)
ただし理科・社会は3年生から。
高学年の契約で「生活」に関する学習はできませんでした。
まぁ、「生活」は経験学習みたいなものなので、勉強というよりは広く浅く色々な体験をさせてあげることが重要かと。
これからも色んなところに家族でお出掛けすればいいかな~考えています。
ちなみに高学年になると選択問題だけではなく、答えを直接入力する問題も出てきます。
パソコンで取り組んでいると、自然とローマ字タイピングの練習にもなっちゃいます。
学校の宿題もこなしながらの自宅学習なので、2番っ子のデキタスは国語・算数・時々英語で十分。
1年生ですし、今までの家庭学習は国語・算数のみでしたので特に不満はありません。
これなら小学1~6年生までのほとんどの主要科目を、時期を問わず学習することができますね。
この機能を使えば「現在どこまで理解していて」「どこからが苦手なのか」を親が把握することも可能です。
習慣化を助けるツールとして
・イマドキの子ども受けしそうな可愛いキャラクター画像が学習の度に表示されたり
・学習を頑張ったご褒美に獲得ポイントに応じて景品やアバターと交換できるという特典もあります。
これは取り組む本人たちのモチベーション維持に一役買ってくれるでしょう。
まとめ
軽度知的障がい児は、学校の学習についてけないことが多々あります。
しかし「どこまでなら自力で問題を解くことが出来るか」を把握し、「できる単元を繰り返し取り組み理解を深める」学習を行えば、少しづつ知識の幅を広げることは可能です。
継続すれば漠然とした苦手意識を克服し、より前向きに学校生活を送ることができるでしょう。
もしかしたら自己肯定感UPにもつながるかもしれません。
「どのレベルが合うか?」「どのような学習方法が良いか?」「月謝上限額は?」等、選択基準は各家庭様々です。
以下のように、資料請求や無料体験ができる教材は多数。
先ずは無料で手に入るものに目を通せば、各条件に合った学習方法が見つかりやすいと思います。
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今日も読んでいただきありがとうございました~。