皆さん、こんにちは。
もうすぐ春、年度末です。
というわけで最近小学生である我が子たちは年度末に向けての行事にいくつか参加しています。
その一つとして、先日は自治体の支援学校や各小学校の支援級の生徒が一堂に集まり歌や踊り、劇を披露する大きな発表会に参加し、私も保護者として観覧してきました。
毎年先生たちは、授業の合間を縫って所属するお子さんの特性や出来そうなことを組み合わせ、発表する内容を考えて下さいます。アニメの曲に合わせて踊りの振り付けを考えたり、ここで掛け声を言うとか決めたり。新しいことや普段とは違うことが苦手なお子さんも多い中、皆が楽しんで練習できるように。
毎年開催当日は、慣れない会場や大きな音により落ち着きをなくしたり興奮するお子さんがあちこちにいる中、混乱なく参加・観覧を生徒たちに促していて・・・。日々の業務だけでも大変でしょうに、頭が下がる思いです。
今年度の発表のキーワードは、まさにU.S.Aでした。
そうです、DA PUMP のあの曲です!
多くの小学校がこの曲での踊りを発表をしていました。「さっきも聴いたけどまた!?」って感じで短時間の間に何度もこの曲が流れました。
かく言う我が子の学校も、U.S.A のダンスを披露しました。もうこの冬は毎日U.S.Aを歌いながら自主練する我が子を見て過ごしていましたよ。
1番っ子が一年生の時から参加している発表会ですが、今年度の発表会はこの曲のおかげで例年とは違う様子になりました。
U.S.Aの発表になると会場に声援が響き渡る
これには本当に驚きました。これまで見たことがない光景だったので。
ステージ上で踊っている子たちの曲に合わせて観覧席にいる子たちが大きな声で「カーモンベイベーアメリカッ!!」って繰り返し叫ぶ歌うんですよ。
しかもとってもノリノリで楽しそうに。
ひとつやふたつの学校に、だけではなくU.S.Aを踊るすべての学校に。
あの会場に集まった子たちは色々な課題を抱えています。
人の話を聞くことや自己表現が苦手だったり、他人との関係をなかなか築けなかったり。
あのような場では静かに観覧できているだけで称賛ものなのですが、まさか見ず知らずの他校の子たち(しかも多数)を何度も応援し盛り上げようとしてくれる子が会場いっぱいにいるなんて、予想もしなかった光景に驚きが隠せませんでした。
音楽ってすごいですね。
時間をかけて解決させようとしているたくさんの課題をあっという間に乗り越えさせるパワーがあります。それも自分の力で自然且つ前向きに。
改めてその威力を実感しました。
我が子たちも踊ったU.S.A.。きっとずっと忘れないと思います。
今更だけどCD買おうかな。きっとみんな笑顔で踊ってくれるよね。
DA PUMP、ありがとう。
himawari0growing.hatenadiary.jp
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