年齢=障害者家族歴な主婦のドタバタのほほん日和

重度自閉症者のきょうだい児として育ち、結婚後は軽度知的障害児二人の母になりました。障害支援分野でNsをやっています ☆

あいかわ公園(神奈川県愛川町)。煌めく緑と水と風

10月の三連休中日。秋晴れで本当に気持ちの良い日でした。夜勤明けの日でしたが、これは家でのんびりしていたら勿体無い!!と言うことで、家族皆で出かけてきました。
今回の行き先は神奈川県の愛川町にあるあいかわ公園!さぁ、どんな素敵なところかな?はりきって行きましょう!!レッツゴ~。

連休中なのに駐車場が空いている

山の中にありますが、特に入り組んだ道ではなくGoogleマップのナビで迷わず到着することができました。
駐車場は坂の下の南駐車場と上にある北駐車場の2つがあります。
お昼過ぎに到着しましたが、公園の玄関口が近い南駐車場は満車との事で北駐車場に案内されました。駐車場に入る際、入り口には係員さんが立っていました。本来こちらで駐車料金を払うのでしょうが、療育手帳を見せると「どうぞ~」と無料で通してくれます。

こちらはガラッガラです。
いくら離れた方の駐車場とはいえ、こんな天気の良い連休中日にガラガラとは・・・あまり人気のない場所なのかしら。と内心やや不安になる私。
しかし車から降りると、なんて清々しい空気でしょう!山の中にある公園なので当然ですが、周囲は見渡す限り緑と青空ばかり。解放感抜群です。

とりあえず公園に向かって歩こう!

駐車場を出て坂を下ると、すぐ右手側に大きな門が見えてきます。そこには一般車進入禁止と遊歩道という文字が。どうやら歩行者は横の小さな隙間から入って良いみたいです。遊歩道の表示があるし、このまま公園に入っていけるのかしら?ドキドキ。

大きな橋。でもほとんど人は歩いていません。他の歩行者の邪魔になるとかぶつかるとか、周りを気にする必要もなく子ども達とワイワイ騒いでのんびり歩きました。
この橋結構高いですね。下を覗き込んで、うっかり落下してしまったら命はありません。気を付けてね!絶景。

橋を渡ると芝生の広場に出ます。斜面でそり遊びをしているお子さんがいました。我が家はそりは持ってきてなかったのですが、なんだったらごろごろ転げ落ちるのも気持ちいいのでは?なんて思えてしまうのは、やはりこの場所の解放感がそうさせるのでしょう。
しかし我が子たちには「え、転げ落ちるなんて恥ずかしいよ・・・」と拒否されてしまいました。テレヤサン。
この芝生の斜面の底部にひっそりとトンネルがありました。転がらずにそーっとそーっと歩いて降りていくと、この先に「冒険の森」なる場所があると書いてあります。
おっと、これは!なんだか楽しそうな雰囲気がプンプン・・・
よし、行くぞ~!!

わんぱくな子供にはもってこい!冒険の森でひと遊び

トンネルを抜けると、そこはもう子供たちの歓声で大賑わい!!
それもそのはず。斜面いっぱいに迷路やツリー、ローラー滑り台などのアスレチック遊具があり、子どもたちがところ狭しと一生懸命駆け回っているのです。
2~3歳くらいのちびっこも頑張って挑戦していましたが、さすがにお父さんとお母さんは心配で一生懸命お子さんのあとについてアスレチックに挑んでいました。お疲れ様です。
壁の迷路はところどころに「非常口」と書かれた、出れない子用の脱出口がありました。そして我が子たちは非常口から出てきました。
斜面の下には細長い円型のターザンロープやオーソドックスな木製のアスレチック遊具がありました。
ローラー滑り台とターザンロープは長蛇の列ができていましたが、みんなマナーを守ってお行儀よく並んでいましたよ。
ターザンロープの斜め前には、冒険の広場を一望できるように「案内所」と書かれた係員さんの詰め所があり、遊んでいる皆をおじさんたちが見守ってくれています。なんだか安心ですね。
一通り遊んで汗だくになった我が子たち。帰り際にもう一度来るからさらに公園の奥に行こうと誘うと行く行くーと笑顔でさらに坂を下っていきました。
冒険広場よりさらに下に下っていくと、南駐車場とあいかわ公園のエントランスがありました。

高く水しぶき飛ぶ噴水とロードトレイン愛ちゃん号

エントランスを入っていくと目の前には噴水が!
こちらでは水着を着た子たちがワイワイと遊んでいました。自分も入りたいという2番っ子。
別に着替えは持ってきたので、今着ている服で水の中に飛び込んでも構わないのですが・・・。いや、でもちょっと待って。この公園、なんだか色々ありそうだよ。ずぶ濡れになったら利用できない施設とかあったらもったいないし、もう少し見て回ってから水遊びをしよう!と少しだけ水遊びはお預けをしました。
噴水の横にはパークセンターがあります。パークセンターの入り口はこの時期、ハロウィンの飾りつけをしており可愛らしくなっています。
そしてその入り口の前にはロードトレイン号愛ちゃん号の乗降場があります。
ロードトレイン愛ちゃん号はあいかわ公園のパークセンターから宮ケ瀬ダムまでの長距離を約7分かけてのんびり走るおしゃれなバスです。
愛ちゃん号を見るなり「乗りたい!!」とこれまた目を輝かせる2番っ子。
愛ちゃん号の料金は大人200円、小人100円。ただし療育手帳を持っている子は乗車時に手帳を提示すれば無料です。なので我が家は400円。
・・・でも、これ乗ったら駐車場が閉まる時間までに戻ってこれるかな?駐車場は17時なったら閉まってしまいます。駐車場までも結構歩くし、他にも遊びたい!!というものがありそうな雰囲気がプンプン・・・。2番っ子、ごめん。今日はロードトレインは我慢して!また次の連休ぐらいに連れてきてあげるから、そのとき乗ろうね!

ややしょんぼりしながらも、あっちに楽しそうなものがあるかもとパークセンターの裏手側を指し示すと「行く行く~!」とまた走り出した子供たち。我が子ながら健気で気持ちの切り替えの上手い子に育ったもんだ・・・。

パークセンターの裏も楽しさいっぱい大はしゃぎ!!

2番っ子のしょんぼり気分を少しでも払拭しようとテンションを挙げてパークセンター裏に皆でダッシュするとそこは・・・・

じゃぶじゃぶ池!!

ズコー!!さっき水遊びはちょっと待ってと我慢させましたが、またしても水場が!!しかも2つもあるし!!浅いので幼児も安心して遊べます。でもお父さんお母さんは目を離さないでね!!小学生も楽しそうに遊んでいます。

気にしている2番っ子・・・。こうなってしまったら気付かぬふりしてこのままの勢いで走り去ってやる~!!
ぴゅ~~~~~~~。・・・・ゼェゼェゼェ。
息切れしながらもあたりを見回すとなんと開放感のあるきれいな芝生の広場でしょう。たくさんの家族が楽しそうに駆け回っています。素敵な景色に思わず暫し見とれてしまいました。
我が子たちも嬉しそうに芝生を全力疾走。するとありました。1番っ子も2番っ子も大大大好きなあの遊具が!!

ふわふわドーム!!

そうです!限られた公園にしかない、でも子供たちはみーんな大好き、ふわふわドームです。お山は小学生用が2つ、幼児用は1つでした。
大はしゃぎで跳ね回る我が子たち。こちらは15:30で終了の遊具なので(結構早く終わるんですね。汗)、時間ぎりぎりまで飛び跳ねて汗だくになっていました。
ちなみにじゃぶじゃぶ池の横にあるふわふわドームですが、濡れた身体では滑って転倒する危険がある為利用できません。
2番っ子、池で遊ばなくてよかったね・・・。
ふわふわドームの横には大きなエレベーターが。何かのセンターに繋がっているみたいです。今度再訪したときにあららめて確認します。

15:30には汗だくになった我が子たち。さて、ふわふわドームはもう利用できないし、クールダウンもかねてひと浴び行きますか。じゃぶじゃぶ池へー!!

そんなこんなでパークセンターの向こう側にある噴水も含め16:30くらいまで遊んでいました。噴水前にはクレープの屋台も来ていたので、途中一休みもかねてブルーベリークリームとサツマイモクリームのクレープを食べた二人。ご満悦です。冒険の森は16:00で終了のアナウンスが流れていましたが、あちらよりも水遊びが楽しかったみたいで結局再度アスレチックで遊ぶことはありませんでした。

ちなみにパークセンターの中は、あいかわ公園の見どころ紹介や宮ケ瀬ダム周辺を示す立体模型、愛川町特産スイーツなどが売っている売店がありました。スイーツは売り切れていたのでまた来た時に買いたいと思います!残念。

次の連休も来たい!あいかわ公園をもっとたくさん知りたい!!

最初は北駐車場のガラガラぶりに一抹の不安を覚えましたが、とんでもない誤解でした!!緑豊かな広々とした水がきらめく公園。きれいな空気の中、広大な芝生、アスレチックに水遊び、ロードトレイン、スイーツ。そしてダムにも行けるし、宮ケ瀬ダムには遊覧船や資料館もあるそうじゃありませんか!遊びだけではなく社会科見学もできそうですね。まだまだあいかわ公園を知るには1回の訪問じゃ足りないみたいです。近いうちにぜひまた来たい。我が子たちも同じ気持ちみたいだし、次の連休もいい天気なら、夜勤明けに頑張ってまた来ようかな♪