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比べてみよう!身体障がい者等級1級から3級の違いや受けられる支援のポイント5つ

前回は万が一にでも自分が働けない身体になった際に受けられる年金や公的手当、保険や共済についてお話ししました。

その際に障害の程度によって受けられる保証の内容(金額)が大きく違うことが判明しました。

特によく上がったキーワードは「障がい者等級1級.2級」です。

今回はこの言葉について前回より詳しく解説していきたいと思います。

 

 

①身体障がい者等級1級とはどのような状態??

身体の機能障害または長期にわたる安静が必要な状態であり、人の助けがなければ自分の身の回りのことが出来ない状態を指します。

出来たとしても活動の範囲は家庭内に限られるであろう状態です。

 

具体的に言うと・・・

両目の視力の和が0.04以下、両耳聴力が100デジベル以上、両上肢の機能に著しい障害があったり全ての指がない状態、両下肢の機能に著しい障害があったり全ての指がない状態、体幹機能障害により自力で座ったり立ったり出来ない、前記と同程度以上の障がいや病状(内部障害など)があり長期にわたる安静を必要とし日常生活の自立が困難である、精神障害があり前記と同程度以上のもの等々。

 

自分の力で日常生活を送ることは非常に難しい状態です。誰かの助けなしには生活できません。

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予期せぬ事故により脊椎損傷からこのような状態になることはあり得ますし、脳梗塞により体幹や両上下肢を動かすことが出来ない障害を負うことも考えられます。

誰でも明日にはこのような状態になる可能性は十分にあり得ます。

 

②身体障がい者等級2級とはどのような状態??

長期にわたる安静が必要な状態で、日常生活に著しい制限が生じるものを言います。

必ずしも介護が必要というわけではありませんが、自分の身の回りの世話は非常に困難であり、活動の範囲は家庭内に限られるであろう状態です。

 

具体的に言うと・・・

両目の視力の和が0.05~0.08、両耳の張力が90デジベル以上のもの、平衡機能に著しい障害がある、咀嚼や音声、言語機能に著しい障害があるもの、両上肢の親指と人差し指または中指がないか機能しない状態、片方の上肢に著しい障害があったり指がすべてない又はそれと同等の状態、両足指がない状態、片方の下肢に著しい障害があったり足関節以上がない、歩けないほどの体幹機能異常、前記と同程度以上の障がいや病状があり長期にわたる安静を必要とし日常生活の自立が困難である、精神障害があり前記と同程度以上のもの等々。

 

こちらもいつなん時何があってこうなるかわからない状態です。

自分でできることが多少あると言っても、かなり生活に制限や不自由さが生じます。

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③身体障がい者等級3級とはどのような状態??

前回の記事で少しだけ話題になった「身体障がい者等級3級」。

障害の原因となる傷病により労働に制限がかかる状態を言います。

1.2級との大きな違いとして注目すべきは、日常生活ではなく「労働」に制限が出る状態を指していることです。

 

具体的に言うと・・・

 両目の視力が0.1以下になってしまった、40cm以上離れた人の話し声が聞こえない、咀嚼または言語機能に相当以上の障害がある、脊柱に障害がある、上下肢どちらかの2関節が機能しない、上腕、前腕、大腿、下腿の管状の骨に偽関節を残し運動機能に著しい障害を残すもの、片方の上肢の親指と人差し指がない又は親指若しくは人差し指を併せ片側上肢の指3本以上がない、親指と人差し指の他に片側上肢の指2本以上が機能しない、片側下肢の指の付け根から土踏まず前方以上で失ったもの、両足全ての指が機能しない、労働に著しい制限を必要とする程度の障がいが身体又は精神又は神経系統にある等々。

  

片麻痺があったりしてすんなり行動したりすることは難しいけど、何とか頑張って自力で日常生活はこなしています、ただ健常な人並みに働くことはほぼ無理、という状況ですね。

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身体障がい者等級は全部で7級までありますが、ペースメーカー、人工肛門、透析、在宅酸素などを使用している場合他の傷病・障がい状況なども合わせると、身体障がい者1~3級に該当する場合があるなど、判断基準はここに挙げた以上に多岐に渡ります。

判断に迷った場合は指定医にお尋ねください。

 

④私が身体障がい者等級1級~3級に該当した場合に受けられる公的支援

我が家の家族構成は、私(年金はきちんと払っています)、マイダーリン、小学生と幼児の子どもです。

障がい者等級1級~2級

障害基礎年金

障害厚生年金

児童扶養手当

特別障がい者手当

災害遺児等扶養手当

自動車事故などにより重度後遺障害を負われた方への介護料支給

その他医療費や税金の割引・助成などがあります。

  

障がい者等級3級

障害厚生年金

その他医療費や税金の割引・助成などがあります。

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障がい者等級1級・2級と3級では、受けられる支援の内容にずいぶんと開きがありますね。

その根拠として、日常生活すら困難を要する1級・2級は「特別障害」または「重度障害」と表現されることもあります。

 

 

「特別障害」「重度障害」とはどんな状態の事なの?

税制上の「特別障害者」や身体障害者雇用促進法の「重度障害者」が身体障害者福祉法に基づく1級又は2級に相当するものを準用しており他制度においてもこれにならう例が多いことから、一般的には身体障害者福祉法の1級、2級該当者を重度障害者とみなすのが通例のようである。

 引用元:特集/重度障害者の介護 重度障害者の介護―行政の対応

 

【重度障害者の定義】障害者雇用における重度障害者は障害者雇用促進法に明確に定義づけられています。その定義は以下のとおりです。

身体障害者で次のいずれかの場合
・等級が1級、2級の人
・等級が3級で重複の障害がある人

知的障害者で、次のいずれかの場合
療育手帳で程度が「A」とされている。
児童相談所又は知的障害者福祉法に規定する知的障害者更生相談所、療育手帳の「A」に相当する程度とする判定書をもらっている。
障害者の雇用の促進等に関する法律に規定する障害者職業センターにより「重度知的障害者」と判定されている。

  引用元:障害者雇用コンサルティング|株式会社FVP

 himawari0growing.hatenadiary.jp

 

障害児(者)日常生活用具給付事業

食事や入浴、排泄や移動等、その他日常生活の中で便利な道具を利用することによりご本人やご家族の負担や事故などのリスクが軽減できるであろう場合、その購入費用の9割を公費が負担してくれる制度です。

ただし用具によっては公費負担金額に上限があったり、申請するご家庭の所得によっては制限が生じる可能性があります。

また用具によっては障がいの区分や「3歳児以上」や「学齢児以上」などの年齢制限、「1・2級」「1~3級」などの等級制限などがあるものもあります。もちろん制限がないものもあります。

障がいの種別は「肢体」「視覚」「聴覚」「知的」「難病」「その他」の6種類。

道具の種目は50以上あります。

 

例えば

・シャワーキャリー・・・肢体(1・2級)や知的(重度・最重度)に障害がある学齢児以上の方で必要と判断された場合

・電磁調理器・・・視覚(1・2級、年齢制限なし)や知的(重度・最重度、18歳以上)に障害がある方がいる世帯で必要と判断された場合

・障害者用テーブル・・・学齢児以上の身体障がい及び知的障がいを持つ方で、必要と判断された場合等々

 

また介護保険制度該当の方の場合、介護保険対象にもなる福祉用具はそちらの制度を優先して給付することとなっております。

購入を検討する場合は各自治体の担当窓口に問い合わせをして、申請対象になるかどうか確認したほうが良いでしょう。

最近は、寝たきりや点滴をしている方でも着替えやすい寝巻(ズボンがないからおむつ交換も楽)、おむついじりや傷を触ってしまわないようにするためのつなぎやミトンも気軽にネットから購入できるようなりましたね。

ご本人から介護する方まで「これは便利」がある【テイコブ】

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在宅生活の強い味方!マンパワー支援 

ここまではお金や物に関する支援について説明しましたが、障がい者支援として忘れてはならないのがマンパワーサービスです。

在宅生活でご本人がご家族の負担を減らし明るく快適な暮らしを促進するため、ご自宅を訪問して日常生活に必要な動作・作業を手助けしてくれます。サービスのほとんどを自治体から委託された民間事業所が実施しています。そのため利用料金のほとんどを国や自治体が負担してくれます。

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あまり知られていない制度もありますので、障がいがある為に在宅の日常生活の中で部分的に困っていることがある場合は役所担当窓口や相談員さんに相談してみるのもいいでしょう。お住いの自治体にある適切なサービス事業所に連絡を取ってくれます。

年齢や障がいの程度によっては受けれないサービスもあり、さらに自治体によっては実施していない場合もあります。利用できても回数に制限がある場合がほとんどで全てをカバーすることは困難ですが、うまく利用すれば日常生活の困難や負担もかなり軽くなりますし、利用対象となるご本人も家族以外の人と接する機会が増えて気分転換や良い経験となるでしょう。

まずはお住いの自治体に関するサービスをご確認下さい。

 

訪問看護

重度障がいがあり医療による訪問看護を利用している方で、さらに訪問看護を受けたい方が対象です。ただし重度障がいの根拠となる独自の判定基準がある場合もあります。

 

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入浴援護

家庭内で入浴することが困難な重度障がい(身体障がい者手帳1・2級、または最重度・重度知的障がい) がある方が対象です。

私も派遣看護師のお仕事で「訪問入浴」に従事したことがあります。そこでは看護師を含む3人のスタッフでご自宅に伺い、事業所の浴槽を室内に持ち込んで入浴や洗髪・石鹸で身体を洗ったりしていました。その際に身体状態のチェックもしていました。月により利用回数の制限はありますが、入浴・保清・健康チェックが一度に出来て一石三鳥ですよ!

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ちなみに現在副業でしている訪問看護サービスでは、看護師1人での訪問ですがご自宅のお風呂を利用する入浴援護もサービスとして行うことができます。

様々な事業所があるのでご本人に合った入浴サービスを探しましょう。

 

訪問生活支援

相談・話し相手、声掛け、見守りや入浴・排泄・食事等の介護サービスです。学齢児までは保護者の同伴が原則ですが、就労や疾病により困難な場合は不要になることもあります。

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家事援助

単身生活の方の家事援助です。ゴミ出し等も。

 

移動・外出支援

通院等の生活上必要な移動、またはお楽しみ活動等の社会参加の為の外出、通学・通所(やむえない事情がある場合に限る)等をサポートしてくれます。こちらも学齢児までは保護者の同伴が原則ですが、就労や疾病により困難な場合は不要になることもあります。

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以上のように様々な内容がありますが、サービス対象となる障がいを持つ方が年齢や疾病の関係により介護保険サービス該当となった場合は、介護保険を優先としてサービスを受けることになります。そのような場合は要支援・要介護認定を受ける必要がありますので自治体窓口で所定の手続きをしてください。

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マンパワーによる支援は、料金のほとんどが公費負担である為に利用対象者や利用回数・時間、支援内容などに厳しい縛りがあります。もっと自由に、もっとたくさんサービスを受けたい方や介護する方の急用・急病に備えたい方は、自費になりますが自己負担により自由度が高いサービスを受けることができるので公的サービスと組み合わせると良いでしょう。

クラウドケアという会社は障がいがある方・高齢の方々に低価格で多様なサービスを提供しています。

公式サイト:クラウドケア

 

 

またご家族のや就労や外出により、障がいを持つ方がご自宅で長時間一人きりになってしまうことがよくあり不安だ・・・という場合は、コンピューターによる常時見守りサービスもありますのでこちらも是非ご検討ください。

公式サイト【スマートフォンでそっと見守る。安心カメラ】

  

 

⑤おまけ・保険会社が定める「重度障害」は上記とは違う場合があります!!

前回の記事にも記したように、上記で示した重度障害よりもより重い状態である「高度障害」に相当する内容を、「重度障害」となぜか表記して高額な一時金を表記している保険会社もあります。

保険会社の書類をじっくり読んでみると、重度障害の状態にプラスして「機能を永久に失ったもの」や「回復の見込みがないもの」と書いてあります。

重度障害の状態で、今後少しでも回復する可能性を否定しなければならないなんて、ご本人や家族にとって相当辛い状況ですね。

 

しかし保険会社によってはこの記事で示した「重度障害」になってしまった場合に対する補償をする保険があるところもあります(多分少ないですが)。

 

こちらで保険内容を確認・比較してみてください。

出来たらご家族と一緒にのんびり確認しましょう。

 

 

ちなみに↓↓↓こちらは1級~7級について説明しています。よろしかったらご参考までにお読みください。

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まとめ

障がいを持つということはご本人にも家族にとっても大変なことです。

しかし看護師として働いてきた経験から、若いうちからこのような状況にな人は決して少なくない・珍しくないのだということも知っています。

なんとか現在の健康状態を維持しつつ、しかし私になんかあったときにマイダーリンがこれを読んで行動できるようにここに記しました。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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