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単発派遣看護師をしていると、派遣会社からのお仕事依頼をインターネット上でいつでも確認することができます。
そこで今回は私が登録している派遣会社2社の依頼情報から、頻繁に募集している事業所種類の傾向を見ていこうと思います。
訪問入浴、どんな風にお仕事するの?
こちらも結構お仕事させていただきました。日曜・祝日などの定休日以外はほぼ募集しています。
事業所数も多いです。
かなり看護師の人手不足感があります。
基本訪問入浴車にオペレーター(運転と入浴するための浴槽の準備から終了までの管理・基本男性)とヘルパー(入浴を解除する人)と看護師の3名で乗り込み各家庭を回ります。
業務開始前から訪問するお宅の件数は決まっています。
辛い事
業務を開始したらそれが終わるまで事業所に戻ることはできません。
大体道が混んでる、時間通りに終われないお宅があるなどの理由で、契約時間通りに業務を終了することはできません。
私がお仕事させていただいた訪問入浴事業所では、ほぼ必ず一時間前後の残業が発生していました。
あと、ひとのお宅にお邪魔し狭いスペースで立ち回り熱いお湯のなかに毎回手を入れなければならないので、何だかんだで夕方にはぐったりと疲れます。
さらに看護師としてショックな話なのですが、陰部は看護師が洗い、その際は素手で洗って当然(直にまたはタオル越しで)ということが本当に毎回ありました。
派遣社員ですという立場上、「それは勘弁してー!」とは堂々と言えません。
そこで私は「アレルギーがあってすぐに手が荒れちゃうんですよー(嘘)」と言って、持参したディスポグローブを身につけて洗っていました。
感染リスクとか問題にならないのかなぁ。
きっとグローブ装着を勧めてくれる事業所もあるのでしょうけど、経費節減で会社持ちでは使用させないというところも多いのだと思います。
訪問入浴ならではのラッキーなこと
残業がある、体力的にきつい、基本素手というデメリットを一気に書きましたが、もちろんメリットもあります。
それは業務内容が非常に限られていて基本的なことばかりな上、業務時間の約半分は車での移動に費やされるという点です。
訪問入浴看護師の業務
「基本的な」業務とは、入浴前後にバイタル測定をし、入浴の可否とともに入浴による体調の変化なく無事に終了できたかを判断・記録します。
入浴後は必要な創処置や保湿剤塗布、必要な人にはストーマ装着やカテーテルの固定などをします。
衣服の着脱は「派遣さんがやってくれたら助かる~♪」というヘルパーさんもいれば、「骨折とかあったら困るから派遣の人は絶対に手を出さないでください」って言う人もいます。
どのヘルパーさんに当たるかはその日の運です。
訪問入浴を利用する人のほとんどが寝たきりの高齢者なので、骨折に関しては細心の注意と丁寧さが必要です。
とりあえず着替えは一通り介助できることが望ましいでしょう。
派遣で訪問入浴添乗看護師をする上での心得
着替えや創処置、カテーテルやストマの管理が一人でできるようにしておきましょう。
なぜなら業務が開始してしまえば看護師は自分一人であるため代わりに誰かがやってくれるなんてことは絶対にないからです。
訪問入浴看護師としてお宅訪問をしてから「これはやったことがないのでわかりません」「できません」と断ることはできないのです。
基本的な看護技術やバイタルの判断が自信をもって一人で行えるようであれば、看護師歴が浅い方でも出来るお仕事だと思います。
本来ならば在宅で暮らすことが難しい状況である人たちの、自宅での暮らしをサポートするお仕事です。
様々な人たちにかかわることが出来て面白いし非常にやりがいがあります。
気になる方は是非やってみましょう!
残業が発生しやすい分、いいお金になります♪