年齢=障害者家族歴な主婦のドタバタのほほん日和

重度自閉症者のきょうだい児として育ち、結婚後は軽度知的障害児二人の母になりました。障害支援分野でNsをやっています ☆

派遣看護師になるには?収入は?どんな働き方があるの?~分かりやすく解説します~

たまにここで私がお仕事させていただいている副業の一つとして、派遣看護師のお話を書いています。

せっかくですのでいまさらですが、派遣看護師とはどのようなお仕事なのかをこの場を借りて説明させていただきたいと思います。

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いわゆる派遣社員です

読んで字のごとく、派遣会社から派遣された会社員です。

雇用契約はお仕事先とするのではなく、派遣会社とします。

 

看護師免許を持っていれば誰でもなれるの?

絶対的雇用条件は、看護師免許または准看護師免許を所持していること。

登録時に免許証のコピーを提出しなければなりません。

派遣会社によって臨床経験〇年以上であるかの有無をところもあります。

ブランクはほとんど問わないようです。

 

お給料は?

派遣会社にもよりますが、正看護師の場合は時給2000円前後、准看護師の場合は時給1900円前後です。

残業をした場合、私がお仕事させていただいている派遣会社は時給25パーセントUPです(私は残業したくない派ですが)。

もちろん交通費もきちんと出ます。

派遣会社によっては有給休暇も付きます。

 

どうすれば派遣看護師になれるの?

紙面タイプの求人広告ではあまり見かけませんが、インターネット上の看護師求人サイトを開いてみると色々な医療福祉専門の派遣会社からの求人が載っています。求人の内容は常勤タイプの派遣から単発派遣まで様々です。

 

常勤派遣とは?

派遣会社に所属しながら特定の派遣先に定められた契約期間、定められた日数分勤務します。

大体最短で3ヶ月、週3~4回の契約となります。

直接雇用の常勤職員が突然どっさり増えた場合や産休・育休職員の代理だったりよっぽど信用を失うほどのヘマをしない限りは、希望する限り契約更新出来ることが多いようです。

 

メリットは、長期間同じ派遣先でじっくり腰を据えてお仕事できること。「週〇日は確実に仕事したい」「社会保険に加入できる日数分は働きたい」と思っている方は、その分だけ確実に働くことが出来ます。そして直接雇用のパートさんより時給が良いです。派遣先との顔合わせ兼面接には派遣元の社員さんが同行してくれることが多いです。これは心強いです。直接雇用ではないので派遣先の委員会や係の仕事を任されることはありません。またこれは私が感じたことですが、派遣先によっては職員の残業代を出し渋る事業所があります(残業をしたと事後報告をし内容が認められた時だけ残業代を支払う。業務過多や人手不足は仕事の工夫次第で何とかなると認めてくれないことがあるらしいです。汗)。しかし派遣看護師は働いて正直に申請分だけ残業代もしっかりと出ます

 

デメリットは、ボーナスや退職金がないことです。昇進も昇給もありません。同じ場所で何年働こうが立場上・金銭上はずっと同じ評価です。また先述した理由などにより契約更新が出来ないこともあり得るのです。そうなると再び派遣先を探さなければなりません。もちろん探すのは派遣会社が率先して手伝ってくれます。無事に派遣先が見つかれば一から仕事を覚えなければなりません。

 

単発派遣とは?

いわゆる日雇いです。

登録した派遣会社から「Aという事業所が〇日と◎日の日勤(又は夜勤)を募集しています」とインターネット上で連絡が来ます。

それはそれはたくさんの事業所が、すべての事業所を合わせればほぼ毎日分で募集が掛かります。

私の派遣看護師のお仕事はこれを指します。

 

メリットは、自分の希望と事業所の希望する日時が合えば申請によりお仕事可能です。諸事情によりお仕事する曜日や「週〇日勤務」等を決めることが出来ない方はこの働き方があっていると思います。自宅から近い場所でお仕事募集があったらラッキーですね。様々な事業所を転々として再度同じ場所ではお仕事をしない単発派遣看護師も多いので業務内容は比較的簡単なものが多いです。時給残業代に関しては常勤派遣と同じです。繰り返し同じ事業所でお仕事させていただくと、所長から「来月はいつなら来れる?来れる日があればシフトに入れていい?」と直接オファーをいただけることもあります。事業所の雰囲気が悪いなど何らかの理由で「もうあそこには行きたくない」と思うことがあれば今後は行かなくてOKです(←常勤派遣との大きな違い)。自分の都合・ペースでお仕事を組める、とってもフリーダムな働き方です。

 

デメリットは、お仕事の申請をしても早い者勝ちであるため一足遅くお仕事が取れないこともあります。遠くても評判がよくない事業所でもどこでもよい場合でない限り必ずしも最適なお仕事を取れるわけではないです。選り好みをしていたら希望していた月収分を稼ぐことが出来ない場合もあります。初めていく事業所は、施設の構造も利用者さんの様子もスタッフの人柄も全く分かりません。右も左も分からず指示された内容を一生懸命こなし、時間を無駄にせず失敗しないように神経をすり減らすこともあります。「事業所の事を全然分かっていない単発派遣なんて邪魔なだけ」と不快感をあらわにするスタッフも極たまにですがいらっしゃいます。そのような場合スルー力と強いメンタルが必要です。そして派遣先によっては重症の人が多い事業所、逆に医療や看護を必要としない人ばかりの事業所など様々ですが、どこで仕事をしても時給は一律であることが多いです。

 

常勤派遣でも単発派遣でも自分に合った働き方を選べば良いのです。まずは相談あるのみ!

メリット・デメリットを考慮した上で、どのような事業所でどのように働きたいかは事前に派遣会社に相談すれば社員さんがアドバイスしてくれます。

ぴったりの求人があればすぐに紹介してくれるでしょう。

 

 転職にもメリットあり

常勤派遣にも単発派遣にも共通する大きなメリットとして、転職前にその会社や事業所がどのような場所なのか自分の目で確認することもできます。

これって結構大事なことです。

「こんな場所だったなんて(ガーン)」なんて就職してからならないように、また派遣で行ってみて気に入った事業所に改めて就職するなんて言う手もありますね。

 

 

とりあえず看護師・准看護師免許を持っている方で働き方を考え中の方は是非看護師派遣会社に登録してみましょう。

登録したからと言って必ずしも仕事をしなければならないというわけではありません。

将来の選択肢のひとつとして、まずは気軽に登録だけでもしてみることをお勧めします。↓↓↓

    

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