年齢=障害者家族歴な主婦のドタバタのほほん日和

重度自閉症者のきょうだい児として育ち、結婚後は軽度知的障害児二人の母になりました。障害支援分野でNsをやっています ☆

朝起きたら死んでたらどうしようと、一瞬本気で不安になりました

 昨日は派遣ナースのお仕事でした。月に2回以上はお仕事に行く施設なので仕事内容も慣れたものですし、人間関係も特に問題なくお仕事ができる有難い場所です。ストレスなくお仕事ができ、昨日はいつもよりスタッフ数が多かったので、「仕事の負担も少なめだ。ラッキー♪」だなんて朝の申し送り時には思っていました。利用者さんたちの体調も落ち着いており、いつものようにお決まりの仕事をこなしながら和やかに時間が過ぎていきました。

 それが夕方になり突然おかしなことになりました。私だけが。

 何かというと、突然動悸が始まったのです。もちろん今までに動悸を感じたことは何度かあります。でもこれまでの動悸は、ドキドキしながらもその強さの感覚もリズムも一定でした。それが昨日は違ったのです。最初は動悸が始まったり治まったりが3分ほどの感覚で15分ほど続いていました。その際、たまたま血圧計を持って廊下を歩いていたのでなんとなく自分の手首にはめて測ってみました。たしかその時の値は大体 140/90台。脈拍90台だったような。まぁ、動悸もあるし歩いているしこんなもんかなーと思ってスルーしました。その後利用者さんたちの夕食の時間になり配薬をしている頃には、動悸が治まることもなくなり強くなったり弱くなったりを繰り返すようになりました。手首の脈をとると当然脈の感触も強くなったり弱くなったり。時々リズムが乱れたり、「あれ?一瞬途切れた?」と感じるようになりました。動悸が始まってすでに1時間半が過ぎています。「突然始まったにしてはちょっと長くないか?」とだんだん不安になってはきましたが、仕事中だし動くこともできるし、あと30分で終業だからと思いお仕事を頑張って続けました。その際も近くに血圧計があったのでこっそり測ってみると140/110台、脈拍140台。え?なにこれ?ちょっと冷や汗が出ました。

 就業10分前、夜勤者さんから利用者さんの3階のお部屋にお届け物を頼まれました。その日は何度も階段で1階から3階まで行ったり来たりしていました。快く引き受け階段へ行って登っていると、あれ?あれれ?息が苦しい・・・という状況に。3階に着き1分ほど立ち止まってたら元に戻ったので、目的の利用者さんにお届け物を完了しナースステーションに戻りました。もう終業時刻は過ぎていましたが、最後にもう一回だけ血圧を自己測定しました。140/110台、脈拍140台。変わってない。脈拍の高値が持続しているだけでも、ちょっと嫌な感じです。「どうしたのー?」とそばにいたナースの方たちに「実はなんか動悸が続いていてー」とさらっと話し血圧計を見せると「え!?これはよくないよ。病院行きなよ!」となりました。

 土曜日の18時過ぎ。夜間休日病院しかやっていません。行こうかなー、どうしようかなーと着替えて駐車場まで歩いていく間にもハァハァと息切れしている私。これはヤバいといよいよもって焦ってきました。電話をするとマイダーリンは既に飲酒中。ガーン、通院に車の運転は頼めません。とりあえずハァハァし続けながら運転して帰りました。

 家につき階段を登ることもつらいのでマイダーリンを呼び保険証を持ってきてもらいました。状況を説明し車に再び戻り病院へ行こうと車を発進させた瞬間、ふと気づきました。「あれ?私のお財布の中、100円くらいしかない」。病院にかかるにもお金が必要です。これじゃダメじゃん。と思っていたらスーと動悸が治まっていきました。

 

なぜ????

 

 あー、どうしようと思いながら家に戻りリビングに行きました。家族は「大丈夫?」と心配してくれました。ちょっとまだ、身体がつらかったけどとりあえず大丈夫そう。また変になったら明日病院に行こう。と思いつつマイダーリンが作ってくれた夕食は美味しくいっぱい食べることができました。

 

なんだったの?

 

 「大丈夫そうだなぁ。週明けに近所の循環器内科クリニックには行こう」と考えながら夜はウトウト眠りにつきました。でも眠る瞬間、このまま不整脈が原因で寝ている間に自分も家族も気づかずにいつの間にか心臓が止まっていたらどうしよう・・・なんて考えてしまいました。家族を残して死ねないなぁ、なんてことを考えながら眠り、今朝は6時前に目覚めました。あー、良かった。死んでない。

 

 最近の頑張りと疲れの弊害が循環器系に現れてきちゃったかな?なんにせよ身体は大事にしましょう。と考えつつ今日はお休みなのでお出かけ準備をこれからします。バカだな、私(汗)。でもお母ちゃん、頑張りたいんです。